『DUEL TRIANGLE』
第十六章 王宮からの要請
恭也とリリィが教室で暴れた翌日、救世主クラスは学園長室へと呼ばれていた。
恭也たちが揃ったのを見て、ダウニーがミュリエルへと呼び掛けるように声を掛ける。
「学園長、救世主クラス、揃いました」
「そう、ご苦労様」
ミュリエルはそう返すと、恭也たちを一通り見渡し、ゆっくりと口を開く。
「前回の地下探索から帰って来たばかりで申し訳ないのですが、王宮から直々に協力要請が来ました」
「王宮から?」
「ええ、そうよ。行ってもらえるかしら?
ミュリエルの言葉にベリオが驚いたように尋ね返し、それに頷くミュリエルにリコがいつもと変わらない淡々とした声で尋ねる。
「破滅…ですか?」
その言葉を聞き、リリィの肩が微かに震えるが、前回のように倒れる事はない。
そんなリリィを少しだけ気遣わしそうに見遣りながら、学園長はリコの言葉を肯定とも否定とも取れるような言葉で返す。
「まだ、そうとは決まった訳ではないのよ」
そう言いながらも、学園長は顔を微かに歪め、言い辛そうに言葉を繋ぐ。
「でも、今回の任務を遂行すれば、今後あなた達が本物の破滅と戦う上で、またとない経験となるでしょうね」
「つまり、相手は破滅かもしれないモンスターでござるか」
「そうです」
「で、その任務は?」
「それは私から説明しよう」
恭也の言葉に答え、学園長室にある奥へと続く扉が開き、一人の少女が姿を見せる。
その姿を見て、美由希、ベリオ、リリィが驚いたような声を出す。
逆に、会った事のないカエデたちは誰か分からずにただ美由希たちの反応を不思議そうに見遣る。
そんな中、恭也は一人クレアへと近づく。
「クレア、どうやら無事に帰れたみたいだな。
ったく、あの時は急にいなくなるから心配したんだぞ」
「そうであったか。それはすまなかったな。
あの時は、午後から学園長と会合の予定があってな」
「そうだったのか。でも、一言ぐらい言っていけよな。
俺たちもあの後、予定があったから、心配だったけれど探す事ができなかったんだぞ」
「いやいや、本当に申し訳ない」
「まあ、無事だったみたいだし、もう良いさ」
そう言ってその頭をそっと撫でる。
それを興味深そうに見上げていたクレアだったが、その顔に笑みを浮かべる。
そんな二人の様子を眺めつつ、ベリオがクレアの言葉に引っ掛かりを覚える。
「学園長と会合? あなた、一体…」
「ただの迷子じゃなかったって事?」
ベリオの言葉に、美由希もクレアの顔を注視する。
そんなベリオたちの反応に答えるように、ミュリエルがクレアの身元を説明する。
「46代目王位継承者にして選定姫、クレシーダ・バンフリート王女殿下です」
『え……? は…? はぁっ!?』
恭也とを除いた救世主候補たちの口から驚きの声が洩れる。
「そんな……。バーンフリート王国の実質的指導者と噂されるクレシーダ王女が、こんな子供だなんて」
「リリィ、幾ら何でもその言い方は…」
「嘘……、王女様? って、恭ちゃん、早くその手を退けないと、打ち首だよ!」
「ん? 退ければ良いのか?」
美由希の言葉に恭也はよく分からないながらも手を退ける。
少し残念そうな顔を見せるクレアに、恭也は感心したように洩らす。
「しかし、クレシーダ・バン、バーンフ…。
……兎に角、言い辛くて長い名前だな。今まで通り、クレアで良いか?」
「……ああ、勿論じゃ。しかし、やはりお主は面白い男じゃな」
「褒められている気がしないぞ、何か」
「いや、褒めておるぞ」
「ん〜、まあ良い」
「そうか、そうか。時に、過日は世話になったな」
「まあ、大した事はしてないがな」
「いやいや、そんな事はないぞ」
平然と変わらずにクレアと話し続ける恭也に、カエデが感心した声を上げる。
「流石、師匠でござる〜」
「いや、単に聞き逃していただけじゃないかな」
苦笑しながら告げる未亜の言葉に、美由希が恭也へと注意するように近づいて小声で話し掛ける。
「恭ちゃん、その子、バーンフリート王国の王女様なんだよ」
「へー、そうなのか。クレア、お前王女なのか?」
「うむ、そうじゃ。先ほど、そう申したではないか」
「すまん、聞き逃していた。あまりにも長い名前だったんで、そっちに気を取られていた。
しかし、その王国ってのは偉いのか?」
「恭ちゃん〜! 授業でやったよね、ね、ね」
「いきなり何だ、美由希」
まるで今にも掴み掛からんばかりに寄って来て捲くし立てる美由希を引き離しつつ、恭也は不思議そうな顔を見せる。
その顔を見て、美由希ははっきりと確信する。
寝ていたか、覚えていないかのどちらかだと。
「う、うぅぅ。我が兄ながら、情けなすぎて、旅だって良いやら、悲しんで良いやら」
「何を訳の分からない事を。で、その王国ってのは、大きいのか?
偉そうな名前からするに、かなり大きい王国なんだろうな」
「恭ちゃん〜、ここアヴァターには王国は一つしかないんだよ〜」
「ほう、そうなのか」
「説明を受けたじゃない」
「……すまん、忘れた」
「う、うぅぅぅ。つまり! 国が大きいとか、偉いとかの次元じゃないの。
実質的に、この世界で一番偉いの! 分かる!? 世界一なの、世界一!」
「ほう、それは凄いな」
「ふふ……ふふふふふ。やはり、お前は面白いのぉ、恭也」
美由希とのやり取りを見ていたクレアは、突然笑い出す。
その言葉に、美由希は畏まったように小さくなり、恭也は憮然とした表情を見せる。
「褒めてないだろう、絶対に」
「さっきも言ったが、そんな事はないぞ」
「納得できんが、まあこの際、置いておこう。
にしても、王女か。そんなに小さいのに大変だな」
「む、失礼な。これでも、お主と同じ年だぞ」
「はぁ!? いや、待て待て。お前、俺の年を知っているのか」
「当たり前じゃ。お主だけでなく、救世主クラスの者に関しては、あれから細かい資料を学園長に提出してもらったからな。
私は今、十八じゃ」
「…………まあ、異世界だしな。この世界では、これが普通なんだろう」
自分を納得させるような言葉を呟く恭也に、クレアは拗ねたように言う。
「悪かったな、成長しておらんで! 私だって、好きで成長しなかった訳ではないわ!」
「いや、すまん、すまん。そんなに気にしているとは思わなかった。許せ」
「誠意が感じられぬぞ」
「そうか、では、すまん。まあ、そんなに気にするな。その内、大きくなるだろう」
「…なれば良いがな」
「ま、まあ、どんな姿をしていてもクレアはクレアだし、そんなに気にするな」
「慰めなどいらんと言いたい所じゃが、王女としっても態度を変えぬお主の言葉じゃ、信じてやろう」
「それはありがたいことでございます」
クレアの言葉に少しふざけてお辞儀しながら返す恭也と、頭を上げる時に目が合い、お互いに笑い合う。
そこへ、ミュリエルが困ったように声を掛ける。
「あの、殿下、話を続けさせて頂いても、宜しいでしょうか」
「お、おお、すっかり忘れていたぞ」
「で、殿下……」
疲れたように僅かに頭を押さえるミュリエルの横へと場所を移し、クレアは改めて真剣な顔付きになると、その口を開く。
「さて、今から二日前の事じゃ。王宮へと辺境警備隊から緊急の連絡が届いた。
それによると、レッドカーパス州とアルブ州の州境にある村を、モンスターの小集団が襲い、
人質を取って立てこもっているというのだ」
「集団? それに人質ですって?」
クレアの言葉に、ダウニーが思わず言葉を発する。
そんなダウニーを眺めつつ、恭也も口を開く。
「そのレッド…なんとか」
「レッドカーパス州ですよ、恭也さん」
「ありがとう、未亜。と、そのレッドカーパスって?」
「う、うぅぅぅ、恭ちゃん、本当に授業で何を聞いてたの……」
美由希に聞くのを諦め、その視線を横へと移した所で、ベリオが苦笑しながら教えてくれる。
「州の名前じゃないですか」
「ああ、州って言ってたな、そう言えば」
「それどころか、レッドカーパス州って、ここだよ、恭ちゃん!」
「そうだったのか!?」
「…う、うぅぅぅ、本当に悲しくなってきたよ、恭ちゃん」
「くっ。お、俺だけ知らない訳じゃないだろう。そ、そうだ、カエデ、カエデは知ってたか!?」
「拙者も、それは知ってたでござるよ、師匠」
「くぬっ! ああ、弟子に裏切られたっ!」
「……恭ちゃん。因みに、アルブ州はレッドカーパス州の東にある州だよ。
本当に、今までの授業、何を聞いてたの?」
「…で、その村にモンスターの集団がやって来たんだな」
露骨に話を逸らす恭也だったが、クレアはそれに頷き話を元に戻す。
「アルブは自然の豊かな州で、モンスターの数も多いが、これまでは自然と調和して上手くやっておった。
此度のような、モンスターが徒党を組んで襲ってくるというような事は、初めての事じゃ」
「だから、破滅の可能性が高いって事ですね」
「うむ。未亜の言う通りじゃ」
「…本当に俺たちの事は大方知っているみたいだな」
「当たり前じゃ。と、話を戻すぞ。
つまりじゃ、王宮としても至急軍隊を差し向ける事も考えたんじゃが、如何せん、今度の敵は人質を取っておる」
「今までのモンスター関連の事件からは考えられない事だな。
俺がここに来てから聞いていたモンスターの行動とは、少しかけ離れているな。
凶暴なのがいるが、ほとんどが単独行動。なのに、今回の件では…」
「その通りじゃ」
「何で、そういう事は覚えているのに、世間一般的な事は覚えてないの…」
小さく呟いた美由希の言葉は、当然のように無視され、話は進んで行く。
「軍隊が大勢で押し掛けては、人質の命の保証が出来ん。
ならば、少数精鋭の部隊を現地に派遣するしかないという事になったのだが…」
「成る程な。それで、ここに話が来たという訳か」
「察しが良いな。その通りじゃ」
「まさか、私たちが人質の救出とモンスター退治を?」
ベリオの上げた声を肯定するように、ミュリエルが告げる。
「そうです。これは訓練ではなく実戦。それも王宮直々の依頼による作戦です。
これに成功すれば、あなた方の救世主承認への大きな実績となります。心して…」
「待って下さい学園長! 本当に彼らにそのような重大な任務を? 時期尚早と存じます。
人質がいます。これは経験が物を言う任務かと」
反対の声を上げるダウニーへと、ミュリエルは静かに呼びかける。
「ダウニー先生」
「はい」
「これは王宮から、いえ、殿下からの強い要請なのです。
そういう訳で、これに付いては彼ら救世主候補たちが承諾すれば、私でさえも引き止める強制力を持たないのです」
ミュリエルの言葉に、ダウニーは恭也たちを見遣る。
「悪いけれど、俺は引き受けますよ」
「高町君」
「モンスターとの実戦は殆どないが、実戦というのなら、ある程度ありますし」
「恭ちゃんが行くなら私も」
「しかし、人質が…」
「隠密行動なら、拙者得意でござる」
「少々の怪我でしたら、私の魔法で治癒でします」
「すまんが、救世主候補たちは承諾した以上、この要請は承認されたものとする」
ダウニーへとそう言い切ると、クレアは今度はミュリエルへと顔を向ける。
「申し訳ないな。少しスマートではなかったか」
「いえ。フローリアは、アヴァター王室によって建立された学園です。
殿下のなさりようは正しいかと」
「…正しいと快いとは異なるであろう?」
何かを試すような挑発とも取れるような言葉に、ミュリエルはただ無言でクレアを見詰める。
それを受け、クレアもまた無言で視線を逸らさずに見詰め返す。
妙な緊張感が漂う中、まだ不満そうな顔をするダウニーへと、恭也が話し掛ける。
「心配なのは分かりますが、まあ仕方ないですよ」
「高町君?」
「多分、王宮の方も一枚岩ではないんでしょうね。
ここらで実績でもなければ、本当に来るかも分からない破滅に対抗する為の学園を維持する事に、
反対の声を上げる者でも居るんじゃないですか」
「でも、恭也さん、そんな事をして破滅が現われたら」
「確かにそうだが、前に破滅が現われたのが千年前。
だとしたら、人々の記憶からもその恐怖が薄れていても仕方がないさ。
なら、中にはそれこそ夢物語と思っている者だって居るだろう。
ましてや、それが政治に関わってくる者の中に居れば、予算や何やらを考えない訳にはいかないからな。
そうして見た時、この学園はかなりの金額を使っているはずなんだ。
今回、こんな強引な手にまで出て、この任務を俺たちにやらせようとするのには、
そんな連中を黙らせる為の意味合いもあるんだろう、クレア」
「…よく分かったな」
「まあ、勘だがな。知り合ってそんなに長いこと一緒にいた訳ではないが、お前がこんな手を好んで使うとは思わなかったからな」
「やはり、お主は面白いな」
「またそれか」
「仕方あるまい。他に表現のしようがないのだから。
今までの話を聞く限りでは、まともに授業なども受けておらんはずなのに、
いや、戦闘に関する事は、かなり真面目に授業を受けているようじゃが、まあ、それはさておき、
どうやら、お主は本質を見抜く事に長けておるようじゃな」
クレアの言葉に、恭也は何も言わずにただ肩を竦めて見せる。
「まあ、その辺りは良いとして、確かに恭也の言う通りじゃ。
賢人議会の議員の中で、学園の維持を疑問に思う声が上がっておる。
破滅は必ず来るというのに、目の前に見えておらぬという事だけでな。
いざという時に備えておるというのに、そのいざが来ぬ限り必要ないと思う、目先の損得のみに目がいく馬鹿共が。
この間の会議で、そやつ等にも破滅が現われ始めた事を示唆して見せたら、今度は破滅には救世主を出すべきだと言い始めよった」
「成る程な。それもあって、という事か」
「ああ。しかし、此度の件に破滅が関わっているのではという疑念もまたあるのも確か。
ならば、最初から救世主候補をぶつけるが一番の得策と考えた訳じゃ。
上手くすれば、学園維持に反対する馬鹿共も黙らせる事が出来るしな」
「まあ、その辺りはクレアに任せる。俺は俺の出来ることを全力でしよう」
「頼んだぞ」
「まあ、まだ死にたくないし、死ぬ気もないからな」
クレアにそう返した所で、ミュリエルが事務的に告げる。
「では、出発は明日の早朝です。各自、それまでに遠征の準備をしておきなさい」
その言葉を以って、この場は解散となる。
学園長室を後にした恭也たちは、揃って校舎の外へと足を伸ばしていた。
沈黙が一行に降りる。
「で、何でそんなに暗い顔をしているんだ?」
沈黙を破った恭也の言葉に、美由希が真っ先に反応する。
「だって、初めての実戦なんだよ」
「初めてって、お前は別に初めてじゃないだろうが」
「初めてだよ。モンスター相手なんて」
「この前の図書館の地下で経験しているだろう」
美由希を落ち着かせる為に放った言葉に、全員が更に暗く落ち込み、ベリオが思ったことを口にする。
「最下層に辿り着けたのは、恭也くんとリコだけでした」
「……」
「情けないでござるが、それが事実でござった」
「私は殆ど役に立たなかったし…」
「未亜、そんな事はないぞ」
「ううん。だって、本当にそうなんだもん。それに、やっぱり怖いよ。
自分だけじゃなくて、仲間が、大切な人がそういう目にあうかもしれないんだもの」
「かと言って、いつかは破滅と戦わなくちゃいけないんだ。
その為にも、実戦の経験はかなり大事だ。
それに、あまり後ろ向きに考え過ぎるのもどうかと思うぞ。
そんな事ばかり考えていたら、いつもの実力も出せないし、そんな事で負けたら、それこそ報われない。
美由希、相手が何であれ、刀が通じるんだ。お前なら大丈夫だ」
「恭ちゃん…。うん、そうだね。やる前から気持ちで負けてたら駄目だよね」
「ああ、そうだ。未亜も役立たずなんかじゃないぞ。
あの時だって、俺や美由希を助けてくれただろう。その後も、しっかりと援護してくれたし。
それに、地下から戻ってから、懸命に鍛練を積んでただろう。もう少し自信を持って」
「……うん」
「ベリオも、そんなに気負う必要はないって。いつも通り、無茶苦茶して傷を負った俺たちを治してくれたら。
勿論、攻撃魔法も期待しているけどな。そんなに難しく考える事ないって。
ただでさえ、ベリオはすぐに考え込むんだから。ほら、カラ元気でも元気出してた方が良いぞ」
「確かに、恭也くんは無茶し過ぎる感がありますからね。
私も出来る限りの事をしないと」
「そういう事だ。で、俺の無茶な行動に付き合えるのは、お前なんだからな、カエデ。
なのに、肝心な時に緊張のし過ぎで実力が出せないってのは勘弁してくれよ」
「…緊張や臆病風に吹かれると、普段の実力の半分もだせないでござるからな。
もう大丈夫でござるよ。師匠の無茶に付き合うのは、弟子である拙者の任でござるからな。
いざという時に、付いて行けなくては困るでござるからな」
「その調子だ。リコは…」
「…私は何があっても、マスターに付いていくだけですから」
「そうか」
リコの言葉に微笑む恭也を見て、他の四人が拗ねたように二人を見る。
「む〜、私だって恭ちゃんに付いていくのに」
「師匠、拙者も師匠に付いていくと誓ったでござるよ〜」
「恭也さん、私だって…」
「恭也くん」
「……ま、まあ、何か知らんが、まだ何処か堅いかもしれないが、いつも通りになったみたいだし、明日に備えよう」
「ですね。これも恭也くんのお陰です」
「別に俺は何もしてないけどな。
それに、あの地下の時だって、辿り着けたのは俺とリコだけだったけれど、それは、皆が居たからだ。
だったら、明日も大丈夫だよ。皆が居るんだから。という訳で、お前にも期待しているからな、リリィ」
「分かっているわよ。アンタこそ、私の足を引っ張らないようにね!
それじゃあ、先に戻るからね」
そう言い放ってこの場を去るリリィの背を眺めながら、
「あいつは大丈夫みたいだな。流石というか、何というか。
前は破滅と聞いただけで倒れたというのに、本当に大したもんだ」
恭也は肩を竦めながら、感心したような声を上げるのだった。
つづく
<あとがき>
さて、王宮からの任務。
美姫 「はじめてのおつかいね」
さてさて、どうなるかな〜。
で、この初任務編が終われば…。
美姫 「終われば?」
どうなるんだろうか?
美姫 「知るかー!」
ぐげっ!
美姫 「ふ〜、ふ〜。それじゃあ、また次回で〜」
ではでは。
美姫 「って、もう復活してるの!?」