『DUEL TRIANGLE』






第三十一章 鍛錬、鍛錬、また鍛錬





早朝、日が昇ったばかりの朝靄が煙る中、学園の北側に位置する林より剣戟の音が響き渡る。
素早く交差した二つの影は、すれ違うようにして動く。
お互いに木を蹴って反転すると、またしてもすれ違う。
影が交錯する度に、静かな林の中に剣戟の音が響く。
最初は一度の交差に一回きりだった音は、交差する数を増やすほど、その数を増していく。
木から地面へ、地面から再び木へと移動しながらも影は思い出したかのように交差をし、
その度に甲高い音をさせる。
どれほどの時間、そんな事が続いただろうか。
ようやく、二つの影は地面に足を着き、ゆっくりと対峙する。
双方ともに軽く上がった息を整える。

「流石、カエデさん。素早いですね」

「なんの。そう言う美由希殿とて」

二人は闘い始めてから初めての会話をかわす。
共に純粋に相手の力を認め、その上でこの試合を楽しいと感じている顔をしている。
美由希は小さく息を吐くと、セリティを握る手を後ろへと引き絞る。
射抜の構えを取る美由希に対し、カエデは黒曜を付けた左手を前に突き出す。
左半身に構えながら、美由希が来るのを待つ。
美由希が射抜を繰り出す。
ここまではいつもの射抜。
だが、美由希はセリティへと自分の内にあるよく分からない力を注ぐ。
と、刀身に蒼白い雷が纏わり付く。
鍛錬でようやく操ること出来始めた召還器を介しての自身の魔力の発現。
美由希の射抜は蒼白い残像の線を後ろへとなびかせてカエデへと迫る。
対するカエデは迫る刀身を瞳に写しつつ、まだ動かない。
その切っ先が構えた腕を通り過ぎる頃、ようやく手首を返しながら前へと踏み込む。
黒曜より発せられた薄い緑色の光が腕を包み込む。
それで美由希の雷から腕を守りながら、刀身の力の向きを変える。
派生する斬撃を防ぐため、腕を刀身に付けたまま滑らせるように前へと進む。
左半身を前に進み、美由希の懐で右半身を前へと出すように捻って肘を繰り出す。
今までならこれでカエデの勝ちとなっていたが、美由希はカエデに射抜の流れを変えられた時点で、
刀身を頭上へと振り上げていた。
そのままカエデへと振り下ろしていたら、黒曜で受け止められて結果は同じだっただろうが、
美由希は頭上に掲げたまま、カエデを見下ろす。
あと少しで肘が入るといった所で、カエデは無理矢理に動きを中断させると後ろへと跳ぶ。
半瞬遅れ、美由希の周囲に頭上より雷が降り注ぐ。
まるで美由希を守るかのように美由希の周辺へと落ち続ける雷は、美由希が切っ先を持ち上げると、
その先に収束していき、球となる。
掌大の大きさとなったそれを、美由希はカエデ目掛けて投げる。
カエデは左手を腰に置き、短く息を吐き出すと同時に前へと突き出す。
カエデの左腕より伸びた炎が雷球を飲み込み、閃光を上げる。
視界が戻ると、二人は肩で呼吸を繰り返しながら、お互いに笑みを見せる。

「はぁー、はぁー。何とか、遠距離攻撃も出来るようになったんだけれど、これはちょっと疲れる」

「はぁー、はぁー。す、凄いでござるな。たったこれだけの期間で、ここまで出来るようになるとは。
 拙者も負けてはいられぬでござるよ」

カエデの言葉に少し照れたように頭を掻きつつ、美由希は膝に手を着く。

「でも、この程度でこれだけ疲れていたら、実戦では全然、使えないよ。
 もっともっと鍛錬しないと」

「そうでござるな。でも、無理のし過ぎは駄目でござるよ。
 拙者もかなり疲れたでござるから、少し休憩を挟むでござる」

「だね」

言って二人はその場に腰を降ろす。





 § §





救世主クラスには、闘技場以外での実戦さながらの鍛錬が学園長より許可されていた。
それを聞き、各自、授業が終わった後や早朝など、それぞれに鍛錬を行っていた。
校舎の裏、校舎より離れた人の来ないここでも、救世主クラスの一人、リリィが人知れず鍛錬を行っている。
その足元には図書館より借り出した本を開き、今しがた覚えた呪文の練習を繰り返す。

「はぁー。これはこんなもんね。後は、対多用の魔法で何かいいのはないかしら」

ようやく新たな魔法をものにしたリリィは、それで満足せずにすぐに次の魔法習得を目指して本を捲る。
額に浮き出た汗を拭うのも忘れるぐらい、リリィは没頭する。
同様に、教会の裏ではベリオが新たな魔法の習得に懸命になっている。
争いごとを好まない未亜も、ベリオに色々と教わりながら鍛錬を続けている。

「未亜さんは魔法の習得をするよりも、ジャスティによる後方からの物理攻撃の方がいいみたいですね。
 それに、ジャスティから放たれる矢は、未亜さん次第で色々と変化するみたいですし」

「ええ、そうみたいです。殆ど意識していなかったんだけれど…」

「火の矢とか放ってましたよね」

「はい。もっともっと頑張って皆の役に立ちたいから」

そう決意を口にする未亜を、ベリオは優しい眼差しで見詰める。



図書館でリコは机に大量の書物を置き、そこに埋もれるようにして本を読んでいた。

(もっと効率的に魔力を使うには…)

人の手による技術を自分なりにアレンジする事で、更なる向上を目指し、
リコはひたすら地下に眠る蔵書を捲る。
本来、地下は出入り禁止なのだが、リコは逆召喚で地下へと行っては大量の書物を読み漁っていた。
そして、学園長もまたそれを見て見ぬ振りを決めたらしく、何も行ってこなかった。



中庭で一人空を見上げ、ナナシは何処か遠くを見詰める。
その横顔からは何を考えているのかは伺い知れない。
ただいつもとは違う雰囲気を醸し出し、静かに空を見詰める。
と、不意に目を閉じて佇む。
次に目を開けた時には、いつものナナシで、きょとんと周りを見渡したかと思うと、意味もなく笑みを浮かべる。

「ナナシも特訓するですの〜」

そう言うと何処かへとスキップしながら向かうのだった。



学園の外。学園のすぐ近くにある山に恭也の姿はあった。
実習も兼ね、野生のモンスターがそのままにされている場所である。
恭也はその山奥へと入り、学園には戻らずにずっと過ごしていた。
事前にミュリエルとダリアの許可は貰ってあるため、授業の心配はいらない。
恭也はここでひたすらルインを用いた実戦にその身を置いていた。
モンスターたちは久しぶりの獲物に昼夜関係なく襲い掛かってくる。
時には恭也の方から更に奥へと進み、自らモンスターを探してまで。
実戦形式の鍛錬ではなく、実戦そのものをずっと行っていたのである。
いい加減、流石に疲れが出始めたので恭也は山を降り、麓の静かな所で座禅を組んでいた。
学園に戻る気はないのか、疲れれば安全なこの場所で休む。
安全とはいっても、全くモンスターが来ないという訳ではないが。
それでも、殆どここまでモンスターは降りてはこないので、ゆっくりと休むことができるのである。
極限の状態で心静かに座禅を組んでいると、自分へと語りかけてくる声が聞こえるのだ。
はっきりとではなく、ぼんやりと何重にも幕がかかったようにぼんやりとした感じではあるが。
それがルインだと恭也は考えており、恭也は座禅を組むときは常にルインをニ刀出して傍に置いてある。
ルインと心を交わすように、恭也はその声に身も心も任せる。
力強く、それでいて全てを包み込むような優しい雰囲気に自身を任せて居ると、
ルインと一体化したような感覚を時折、覚えるのだった。
その状態で恭也はルインを手に取ると、
自身の内にあるよく分からない力の塊のようなものを外へと伸ばすように意識する。
最初の頃、そのまま外に出すイメージを浮かべてやってみたが、それだとすぐに霧散してしまった。
何度か試すうちに、ルインに伝わるようにイメージをし、ルインを自身の手足の延長だとイメージする事で、
上手くその力が全身を周るのを感じられるようになっていた。
これが召還器の本質を知るという事なのかどうかは分からないが、恭也は召還器の声を聞こうと努力する。
鍛錬を始めてから、恭也はずっとルインを出したままにし、
今ではそれこそ自身の身体の一部というまでにルインと一体化していた。
ただし、本人はそれをはっきりと自覚するまでには至っておらず、
ただルインが以前よりも手に馴染んできたと感じている。
ルインだけでなく、自身の身体にも薄っすらと黒い輝きを纏ったまま、恭也は何をするでもなく、
ただルインを手にそのまま休息するかのように静かに佇んでいた。

(美由希たちの鍛錬も順調だと良いが。
 特に美由希の奴は、放っておくと無茶をしかねないからな。
 まあ、事前にカエデに頼んでおいたから、大丈夫だとは思うが)

自分が一番無茶な鍛錬をしているとは思いもつかないのか、恭也は単純に美由希たちの心配をしている。
因みに、当初は戦闘訓練を中心とした授業をする予定だったが、
ここに来て、既に教えれることもないと判断したダリアにより、
授業内容は殆ど自習に近い状態となり、美由希たちも殆ど自分たちの鍛錬に集中する事となったのだった。
それ故、他の者たちがどんな事をしているのかは知らなかったりする。

(あっ。ナナシにロザリオを渡すのを忘れていたな。
 …戻ってからで良いか)

恭也はようやくロザリオの事を思い出したが、それを後回しにして、今は鍛錬へと集中するのだった。
迫る破滅軍の進行に向け、皆がそれぞれに出来る限りの事をやりながら、時間は流れて行く。





 § §





明日に破滅の将たちが告げた五日目と迫った前日の夕方。
恭也は久しぶりに学園へと戻って来る。
流石に疲労の色を見せる恭也だったが、その足は寮ではなく美由希たちが鍛錬すると言っていた林へと向かっていた。
が、その途中の中庭で全員と出会う。

「どうしたんだ、皆してこんな所で」

「どうしたもこうしたもないわよ。自分一人だけ学園の外で鍛錬だなんて」

真っ先に文句を口にするリリィに苦笑を浮かべつつも、恭也は不思議そうな顔になる。

「別に学園長の許可は貰ったから良いんじゃないのか?」

「そうだけれど、それならそれでちゃんと言ってから行ってよ恭ちゃん」

「皆、恭也くんの姿を見てないから心配になったんですよ」

美由希の言葉に続いてベリオが言った言葉に恭也は納得したように頷く。

「そうか、それは心配を掛けたな、すまない」

「別に誰も心配なんてしてないわよ! 単に、アンタだけずるいって言ってるのよ!」

「拙者は心配だったでござるよ〜。師匠、それならそうと一言言ってくだされば、拙者も付いて行ったのに」

「いや、カエデは美由希と鍛錬すると言っていたからな。だから、違う事を頼んだんだが…」

「そうでござった」

「マスター、私も心配しました」

「ああ、それはすまない」

「恭也さん、私も心配しましたよ」

「未亜にも心配を掛けたみたいだな」

「ダーリン、ナナシは寂しかったですの〜」

「えっと、ま、まあ、すまない」

ナナシの言葉にも一応謝った所で、恭也はロザリオの事を思い出してポケットを探る。
その指先が金属に触れ、恭也はそれを取り出す。

「わぁぁ〜、綺麗ですの〜。ダーリン、もしかして、これをナナシに?」

「いや、何でそうなるのナナちゃん」

ナナシの言葉に美由希が突っ込むが、続く恭也の言葉に全員が言葉に詰まる。

「そうだ。これはナナシに」

「わーい、ですの〜。嬉しいですの〜。折角ですから、ダーリンにつけて欲しいですの〜」

言って頭を取るナナシに、恭也は苦い微笑を浮かべる。

「つけてやるから、頭を取るな」

ナナシの頭を戻してから、恭也はロザリオをナナシに掛けてやる。
それをじと目で見詰める美由希たちには気付かず、恭也はナナシをじっと見詰める。

「…どうだ?」

暫く無言で見詰めていた恭也だったが、ナナシが何も言わないのでそう尋てみる。

「嬉しいですの〜」

「それだけか?」

「ん? 分かりましたの! ナナシはダーリンに一生付いていきますの〜」

「いや、そうじゃなくて、何か思い出したりとか」

「ん〜。別に何ともないですの」

「そうか。やっぱり、ただの夢だったか」

「夢、ですか?」

恭也のふと洩らした言葉に、ベリオがじと目を止めて不思議そうに尋ねる。
それに頷きながら、恭也は簡単に夢の内容を話す。
ようやく、誤解だったと理解してほっと胸を撫で下ろす一同の中、リコだけは何か考え込むように目を伏せていた。
そんなリコに気付き、同時に地下の遺跡で見た墓標を思い出した恭也は、
リコだけに聞こえるようにそっと近づいて小声で話す。

「リコ、後で話できるか?」

「…はい」

そのやり取りに誰も気付かず、ベリオの提案で疲れているであろう恭也を解放してあげる事に決まる。

「じゃあ、ダーリンには疲れを癒すために、お風呂でゆっくりして欲しいですの〜」

「そうだな。久しぶりに水じゃなく湯に浸かりたいな」

「それで、ナナシがお背中を〜」

「いや、それはもう本当に良いから」

力いっぱい遠慮する恭也に、ナナシはしょんぼりと肩を落とす。
流石に可哀想になったが、ここで妥協するわけにも行かず、恭也は気付かない振りをして風呂へと向かうのだった。
それを見送った後、ナナシは寮へと足を向ける。
その肩をリリィが掴んで止める。

「念のために聞くけれど、どこに行く気?」

「勿論、お風呂ですの〜」

その言葉を聞いて、全員がやっぱりと溜め息を吐く。

「あのねー…」

何か言おうとするリリィを遮り、ナナシが楽しそうな顔を見せる。

「この前、皆で入って楽しかったですの。だから、また皆で入るですの〜」

その言葉に、美由希もナナシ側へと付く。

「そ、そうだね。明日は破滅軍が来るんだし、最後の休息って事で」

「…じゃあ、私も」

美由希に続き未亜までが賛成すると、カエデやリコも賛成しだす。
ベリオはゆっくりさせてあげるべきだと言う意見を続けていたが、不意に賛成する。
勿論、ベリオではなく彼女のもう一つの人格が出てきたからなのだが。
こうして、何故かまたしても全員で入浴という事態になり、恭也はまたしても広い浴槽で大きな溜め息を吐く。

「はぁー。何でこうなったんだ」

「そんなの私だって分からないわよ! 私は最後まで反対したのに!」

「だったら、それを貫いてくれ、頼むから」

「そんな事言われても。何でか、こうなっちゃったんだもの」

水着でも恥ずかしいのか、口元まで湯に浸かりながらリリィはもごもごと呟く。
と、美由希がふと気付いて尋ねる。

「あれ? 恭ちゃん、ルイン出してるの?」

「うん? ああ、そう言えば仕舞うのを忘れていたな」

湯船の端に座り、外へと出した手に握っていたルインを見て恭也は答える。

「まあ、錆びたりはしないだろうから大丈夫だろう」

「いや、そういう問題じゃないんじゃ…」

「ずっと出しっぱなしだったからな。まあ、鞘も付いているからこれで良いだろう」

「流石にそれは…」

苦笑する一同に恭也はただ肩を竦めるだけだった。
そんな恭也へ、ナナシが話し掛ける。

「ダーリン、お背中を流しますの〜。さあ、早く出てくださいですの〜」

「いや、自分で洗えるから」

「遠慮はいらないですの〜」

「別に遠慮とかじゃなくて…」

そう言う恭也に構わず、ナナシは恭也を湯船から上げると背中にお湯を掛ける。
その横から美由希が同じくタオルを手に現れる。

「じゃあ、私は腕を…」

「わ、私は逆の腕を」

美由希が右腕を掴むと、未亜が左腕を掴む。
それを見た残る少女たちの目が怪しく光ったかと思うと、カエデがすぐさま恭也の右足に絡みつく。

「では、拙者は師匠の足を」

「じゃあ、私は恭也くんの左足を」

出遅れたリコは呆然とした顔でタオルを握ったまま、他の場所がないかを探し、
左右をカエデとベリオに両側から引っ張られて大きく開いた足の間にその小さな身体を活かして入り込む。

「では、私はマスターの身体を」

『ああっ!』

リコの行動に全員が大声を上げるが、今更変更できるはずもなく、泣く泣く自分の場所を確保する。
そんな少女たちの行動を余所に、両手両足に加え、身体の前後さえも封じられた恭也は、
唯一動く首を動かして、助けを求めるようにリリィを見詰める。
恭也と視線があったリリィは、僅かに見せていた悔しそうな拗ねたような表情を一気に消し去ると、
怒ってますと全身で現しながら眦を上げ、顔を背ける。
その顔が僅かに赤くなっていたのは、さっきの表情を見られた事が原因なのか、
単に風呂に入っているせいなのか。
ともあれ、恭也は必死でリリィに助けを求める。
それを横目で見て、リリィ肩を竦めて溜め息を吐く。

「仕方ないわね。はいはい。恭也がそこまで言うのなら、私が頭を洗ってあげるわよ」

「待て! 誰もそんな事は頼んでないぞ!」

「なによ! 他の子たちは良くて、私だけは駄目って言うの!」

「誰もそんな事言ってないだろう」

「じゃあ、良いのね」

「そうじゃなくて、止めてくれって」

「誤解しないでよ。
 単に、皆がアンタを労っているのに、私だけ何もしないんじゃ悪いと思っただけなんだからね」

「いや、だから、本当に何もしなくても良いから」

「という訳で、目を瞑りなさい」

言うと同時に恭也の頭へと湯をかける。

「……言うと同時にかけられて、どうしろと」

観念した、いや、観念して大人しくして早く終わることを待つしかなくなった恭也は、されるがままになるのだった。
本当につい最近も同じように達観したなー、
とか思いつつ閉じた瞼の裏で恭也はただただ時間が早く過ぎるのを祈るのだった。





 § §





深夜、恭也の部屋にリコが訪れる。
お互いに無言のまま時が流れる。
このままでは仕方がないと、恭也から先に話を切り出す。

「鎧を破壊しに行った先で、一つの墓標を見つけた。
 そこには、破滅の将ロベリアにそっくりな人物の肖像画と、何かの主が眠ると記された碑文があった。
 どういうことだ?」

「そうですか。あれを見たんですね。やはり、あのロザリオは彼女の…」

リコは納得したように頷くと、恭也を真っ直ぐに見詰める。

「本当はこんな事には巻き込みたくなかったんです、誰も。
 でも、マスターは私の、赤の主となりました。
 遅かれ、話さなければいけない事ですね」

言ってリコは恭也へと話し始める。
それは、今から千年程前の話…。





つづく




<あとがき>

ってな訳で、今回は簡単に修行のお話。
次回は襲撃の話〜。
美姫 「いやいや、あの終わり方でそれはないでしょう!」
ふふん。
そんな無茶をするのが俺だ!
美姫 「いや、自慢にならないわよ」
むむ。
美姫 「で、本当に襲撃の話だったら、銀河の彼方までぶっ飛ばすわよ」
いやいや、流石に冗談だって。
一応、千年前のお話です。ただ、そんなに詳しくはやらないと思う。
多分…。
美姫 「次回はリコが大活躍!?」
えっ!? そうなの?
美姫 「違うの?」
違うと思う、多分。
ただ、いつもよりも台詞は多いかも。
美姫 「ともあれ、次回ね」
ああ、次回だな。
美姫 「それじゃあ、また次回でね〜」
ではでは。




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