『DUEL TRIANGLE』
第六十八章 士郎の計画
背後で士郎の倒れる音を聞いた恭也の耳に、すぐさま緊迫した声が届く。
「恭也くん、気を付けなさい! 士郎はまだ何か企んでいます!」
恭也が士郎を斬り付ける瞬間に神の座へと飛び込んできたミュリエルは、
倒れながらも笑みを見せる士郎をしっかりと捉えていた。
ミュリエルの警告の声に、恭也はその場を蹴って士郎から距離を開ける。
だが、意に反して士郎は特に動きを見せない。
それどころか、小太刀を手放してゆっくりと仰向けになる。
恭也に斬られた個所から血を流しながら、士郎は恭也へと苦しげに、しかし、しっかりとした口調で話し掛ける。
「最後の攻防でお前が唱えていたのは、攻撃用ではなく防御用だったか」
敵意や殺意といったものが完全に消えた士郎へ、しかし、警戒したままで恭也は頷く。
距離を開けて対峙する親子を気遣ったのか、神の座へとやって来たミュリエル以下、
救世主候補たちは無言のまま士郎を囲むように立つ。
「あれはベリオが使うような障壁を生み出す魔法ではなく、黒い球体の周囲の大気を狂わせて、
攻撃を受け止めるのではなく、受け流す魔法だ。
俺自身に魔力はあっても、魔法は使えないからルインあってこそだけれど」
「…そうか」
静かに呟くと目を閉じる士郎。
その士郎へと、ミュリエルがようやく口を挟む。
「士郎、約束です。全てを話してくれますね。貴方は何故…」
だが、ミュリエルの言葉はそこで止まる。
何故なら、入り口から新たな者が姿を見せたからだ。
その男は巨体のあちこちに小さな傷を作り、何よりも、
その脇に致命傷とも思われるような傷を負っているにも関わらずに生きて、その手に少女を引き摺っていた。
男――ムドウは引き摺ってきたボロボロな状態のカエデの首を掴むと、その腕に力を込める。
僅かに漏れた呻き声と、微かに上下する胸からまだ生きている事は分かる。
つまり、カエデを人質に取ったと言いたいのだろう。
カエデは意識があるのか、やや焦点のあっていない目で恭也たちを見て口を動かす。
しかし、喉を掴まれて声が出ないのか、何の言葉も聞こえない。
だが、それが謝罪の言葉であることは誰もが理解する。
そんなカエデたちに気付かず、ムドウは一人愉快そうに、自身の優位を誇示するかのように笑う。
「がぁっはっはっは。主幹が笑ったのは、俺様がまだ居るからだぜ。
それに気付かず、自分の技をベラベラと喋っちまうとはな」
フラフラな体を引き摺るようにして士郎の傍に立つ。
「しかし、主幹がやられるとはね。だが、それでも最後に笑うのは俺様たちだったみてぇだな」
「ムドウ、その傷は」
「ああ。この小娘にな。正直、このままだと危うい」
「そうか。傀儡の術を自身に掛けたか」
「ああ。今はこうして保っているが、直に倒れちまう。
おい、イムニティ。とっとと治療してくれ」
ムドウはそう呼び掛けるが、イムニティが美由希と未亜の傍に居ることに気付き、
すぐに事態を把握する。
「そういう事か。ちっ。こっちもそろそろやばいんだがな。
仕方ない。さっさと殺して、自分で治療するしかないか」
忌々しげに吐き捨てつつも、ムドウはその顔に喜色を浮かべて士郎を見下ろす。
「…なあ、主幹。あの女もまとめてやっちまっても良いよな。
裏切ったんだからな。前から、あの澄ました顔が気に入らなかったんだよ!
俺の下で、苦痛にうめきながらヒィヒィ言わせてやるぜ」
瀕死に近い状態なのに、己の欲望に忠実な男に嫌悪を見せるイムニティ。
ムドウの背後で士郎はゆっくりと身体を起こすと、
「そうだな…」
小さく呟く。
それを許可だと受け取り、ムドウは口を大きく歪める。
その手に人質が居る以上、恭也たちが手を出せないと分かっているのだろう。
カエデの腰へと腕を回し、手を首に掛けていつでも首の骨をへし折れるという事を態度で示しながら、
ムドウは楽しそうにカエデの首筋に舌を這わせる。
「くっくっく。どうだ、小僧。自身に忠誠を誓った忍が甚振られる様を見せられるのは。
それとも、こんな醜い顔になった忍はもう用なしか〜」
卑下た笑みを浮かべながら、カエデの流血した顔の右側を見せつけるように恭也へと向ける。
カエデの顔が悔しさと悲しみ、それから恭也の態度に少しの恐怖を覚えて歪む。
それを楽しそうに見遣るムドウに、全員が憎悪を抱くもカエデを取られていて動けない。
恭也はきつくルインを握りしめながら、カエデを安心させるように、
ムドウの言葉を強く否定するために、ただ静かにカエデを見詰める。
その瞳からカエデは恭也の言いたい事を理解したのか、その顔が安堵に緩む。
が、すぐに自分が足を引っ張っている事を思い出して、悔やむように顔を歪める。
暫し目を閉じると、カエデは覚悟を決めた瞳で恭也に向かって口を開ける。
「主様…。カエデは、主様のそのお気持ちだけで充分です。ですから…。
師匠っ! 拙者に構わずに…」
「がぁぁっはっはははは。こいつらにそんな事が出来るわけないだろう」
カエデの決意をすぐさま笑い飛ばすムドウを忌々しげに睨み付ける恭也たち。
それを見て、更に愉快そうに声を上げるムドウの後ろで、士郎が小さな呟きを洩らす。
「…今の恭也なら、俺以上の力を持っているからな。なら、もうお終いにしよう」
言うや、士郎の腕が翻り、白刃が横一線に銀線を描く。
送れて、銀線に薄紫の炎が付いていく。
その場に居た者全員が、突然の事態に動けずにいた。
ムドウ自身でさえ、自分の首が斬られた事に気付かず、
何故か自分よりも背の低い士郎を見上げる形になっているのかと疑問を抱く。
そのムドウの視界の端、巨大な体躯がゆっくりと地面へと崩れ落ちていき、
その首から上に頭がなく、代わりに薄紫の炎が得物に食い付く蛇のように、その巨体に絡みつき燃やしていく。
炎がムドウの体を完全に焼き尽くす前、その腕に抱えられていたカエデを士郎が抜き取るようにして引き寄せる。
「な、なにを…」
ようやくここに至り、自分の首が刎ねられ、体を燃やされた事を悟ると同時、ムドウの意識は落ちていった。
ムドウだけでなく、ミュリエルたちもまた事態が飲み込めずに立ち尽くす中、
恭也だけはいち早くルインを構えて士郎と対峙する。
カエデが士郎の手にあるので、すぐには動かずにじっと見据える。
そんな恭也に苦笑を向けつつ、士郎はカエデをそっと離すと、自身もゆっくりと座り込む。
「さて、全てを話す約束だったか。その前に、出来ればこの傷を手当てして欲しいんだがな」
流れ出る血を押さえながら告げる士郎に、恭也はベリオに治癒魔法を頼む。
どうしようか悩むベリオだったが、恭也の頼みに士郎に近づくと魔法を掛けて傷口を塞ぐ。
次いで、カエデへと同じように魔法を掛けながら、士郎たちへと視線を向ける。
「まずは何から話すか…」
「そもそも、何故父さんがアヴァターに居るんだ」
「さあな。それは俺にも分からん。
だが、フィアッセを爆弾から庇った後、気が付いたらここ、この神の座に居た」
「分からないの?」
美由希の確認するかのような再度の質問にも、士郎はただ黙って頷くのみ。
嘘は言っていないようだったので、恭也は次の質問へと移る。
「本人も分からないものを問い詰めても無駄だな。
なら、次の質問を…」
「何故です、士郎」
恭也の言葉を遮るように、ミュリエルが平坦な声で士郎へと尋ねる。
何の事を指しているのか士郎は理解し、本当に全てを話す気なのか、口を開く。
「こっちに来た直後、誰かが俺に話し掛けて来やがった。
恐らく、そいつが俺をこの世界へと呼んだと俺は思っているんだが、まあ、確証もないし、
それに付いてはもう終わった質問だから、今はそれは置いておこうか。
ともあれ、俺はその声からこの救世主と破滅という駒を使った神の計画を全て聞かされた」
「聞かされたって、この事を知っている者は救世主となり、その後に召還器とされた者たちだけ」
ルビナスの言葉に、士郎は頷き続ける。
「恐らくは、神の計画を潰したいと思っている、いや、全員が思っているんだろうが、
その中でもまだ力を持っていた者じゃないか。兎に角、俺はその言葉を信じた。
で、一つの計画を立てたって訳だ。だが、その為には俺一人の力では無理だ。
だから、赤か白の精の力を借りようと思ったんだ。だが、何処に居るのか分からなかった。
で、悩んでいる時に、ダウニーの野郎がやって来やがったんだ。
自分は破滅の子孫だと名乗ったダウニーは、その時このガルガンチュアを発見したみたいでな。
喜び勇んでやって来たよ」
何かを思い出すかのように語る士郎の話に、誰も口を挟まずに耳を傾ける。
「神の座にいた俺を神の遣わした者だと思ったらしくてな。
神を降臨させ、その力で自分の思う世界を創るって事を延々と聞かされたよ。
まあ、奴の情報能力は都合が良かったんでな、俺も奴を利用する事にしたんだ」
「そうして、私を見つけ出して封印を解いたのが、士郎よ」
「あの後、幾つかの武器とセレナとメイの二人が本当に神から送られてきやがって、
他にもイムニティの奴がムドウやシェザルを召喚して破滅の将ってのを作った。
後はお前たちの知ってのとおりだな」
「そこまでは分かった。だが、肝心の目的、いや、計画とは何だったんだ」
「決まっているだろう。これ以上、好き勝手させないために神を殺す事だ」
「神を殺す。どうやって…」
「成功するかどうかは分からないが、その為にイムニティに真相を全て話し協力させた」
士郎の言葉に全員がイムニティを見ると、イムニティは小さく首肯する。
何かに気付いたのか、リコが小さく息を飲む。
「それが二人の白の主」
美由希と未亜以外に事情を知らない者たちはリコの言葉に二人を思わず見る。
それらをリコが説明するよりも先に、イムニティ自身が口を開く。
「その通りよ。出来るかどうかは不安だったけれど、上手くいったわ。
マスターを二人にね」
「俺が聞いた声がその為の方法を幾つか俺に教えていたんだよ。
その中の一つで上手く出来たって訳だ」
士郎の補足するような説明を受けながら、恭也は二人にしてどうするのかという疑問を投げる。
「召還器ってのは、根源の力を源に所有する者の能力を上げる。
その根源の力っていうのは、神の力の一部なのさ。
救世主になる条件に、召還器を理解して、その力を引き出すってのがあるだろう。
あれはつまり、神の力を一部とはいえ自在に引き出して扱うって事だ。
まあ、神の力に慣れるための鍛錬も兼ねてるのかもしれんが。
兎に角、その根源の力を自在に引き出せるって事は、神の力を引き出せるって事だ。
で、神がこっちの世界に顕現するには、何故かは知らないが色々と制限がつくみたいなんだ。
だが、神の力を召還器というデバイスを用いる事で自在に引き出せる存在がいて、
そいつの体を神が得たらどうなると思う?」
士郎の言葉に誰も何も言わない。
分からないのではなく、それが何を意味するのか理解したが故の沈黙だった。
それを分かっていて尚、士郎はそれを口に出す。
「つまり、救世主に目覚めた者を依り代とする事で、根源の力、つまり自分自身の力を自在に引き出し、
完全な力を振るう事が出来るって事さ。
そうやって、神の奴は何度も世界を滅ぼしては、新しく創りだすという事を繰り返してきやがった」
忌々しげに呟いた後、士郎は頭を掻き、いよいよ本題へと入る。
「普段、神の奴はどの世界からも行くことの出来ない自分だけの世界に篭もっている。
唯一、神を倒すチャンスがあるとすれば、それはこっちの世界に顕現するその時しかないって訳だ。
だが、神を倒そうにも、この世で最も力のある者が救世主であり、救世主候補でさえもその力の源は神自身の力。
故に、倒せない。倒せる可能性は、神と同等の力を得たときのみ。
しかし、それは同時に救世主の誕生を、神の顕現を意味しており、
普通の人間では精神の競い合いで神に抵抗できずに、そのまま依り代となってしまい、自我をなくしてしまう。
だからこそ、白の主を二人に分けたんだ。
力を二分にさせれば、神に対抗できるかもしれないからな。
しかも、二人への降臨は神と言えど出来まい。一旦、この世界から逃げ出そうとする可能性が高いそうだ。
そこへ、すぐ近くに新たな依り代を用意してやる。その依り代が俺だ。
俺に降りた神は、すぐに世界を破壊しようとするだろうが、その時には救世主が誕生している。
今までとは違う、本当の意味での正真正銘の、神と同等の力を振るう事が出来ながら、
神に操られない救世主がな。まあ、力も二分されているが、二人が揃っていれば問題ないだろう」
士郎が一気にそこまで喋り終えた後、ミュリエルはそれの意味する所をすぐさま理解する。
士郎はその部分には触れていなかったが、それはつまり…。
「つまり、父さんは自分ごと神を殺させるつもりだったのか」
「まあ、そうなるな。しかし、白の主がまさか美由希とはな。
本当に運命の悪戯か」
苦笑する士郎に、恭也は疑問をぶつける。
「何故、その計画を今になって話すんだ。もう諦めたのか」
「諦めてはいないさ。ただ、俺の計画を遂行する上で邪魔になるのが赤の主だったんだ。
本当なら、赤の精にも事情を話して協力してもらうつもりだったんだがな。
見つけた時には、既にマスターを選んでやがった。
いや、イムニティを行かせたのが間違いだったのか。その所為で、マスターが決まったみたいだしな」
士郎の言葉に、イムニティも反省しているのか顔を背けて無言のままで何も語らない。
だが、その背中は何も言うなと強く否定を見せていたが。
恐らく、事情を説明する前に封印された恨みを晴らしたかったのか。
ともあれ、結果として赤の主が誕生してしまった今となっては、遅いが。
「だから、赤の主を殺す事にした。
だが、もし赤の主が神を拒絶するぐらい強くなる可能性を持っていれば、様子を見るつもりでな。
そしたら、お前が赤の主ときたもんだ。全く、女しか救世主にはなれないって聞いてたのにな」
呆れたように呟く士郎に、恭也も肩を竦めつつ、自分も神の計画の埒外の存在だと、
ルインから聞いた話を簡単に説明する。
話を聞くうちに、士郎の表情も真剣味を増していく。
「まさか、うちの流派がそんな事になっているとはな。
なるほどねぇ」
ふと何かに気付いたのか、そう意味ありげに笑う士郎に恭也が問い掛けるよりも先に、
ミュリエルが士郎へと話し掛ける。
「士郎、恭也くんたちの話を聞いた今、貴方はどうするの」
「そんなもの決まっているだろう。俺の目的は初めから神を殺す事だ。
その為に、神の目を誤魔化すためとはいえ、無関係な者たちを何人も殺してしまっているんだからな」
「なら、私たちは今から共闘で良いのかしら」
「ああ」
「でしたら、まずは地上に展開するモンスターたちを」
「それだったら、とうの昔に消えている頃だ」
ミュリエルへとそう返す士郎へ、今度は恭也が話し掛ける。
「神の降臨する依り代は? 赤と白の主が同時に存在する限り、神は現れないんじゃ」
「それは問題ない。隣の部屋にディスパイアという召還器がある。
これは誰でも扱えるという珍しい召還器で、他の召還器と違って能力の向上はない。
その代わり、この召還器は他の能力を持っているんだ。
簡単に言うと、神がこっちの世界に顕現するためのゲートだな。
アヴァターを根にする世界になってから、ずっと世界の再創造に失敗しているからな。
いい加減に痺れを切らしたんだろう。
神が作り出した召還器で、時が満ちた時、神の座に座って使用すれば、神をこの世に呼べる。
その時とは、赤と白の主が誕生した時、つまり、今だ」
「でも、それだと依り代となる人が」
「そうだ。それは俺がやる。元からそのつもりだったしな」
「そんな、士郎父さん」
士郎の言葉に、美由希が悲鳴じみた声を上げる。
事情を聞いた今、やはり士郎は士郎だったと安堵していた美由希にとって、それは考えたくない選択肢である。
美由希だけではない。
恭也にミュリエルを始め、他の者たちも何処か反対するような空気を纏っていた。
だが、そんな空気を吹き飛ばすように、士郎は笑う。
「今更、そんな顔をするな。さっきも言ったが、元からの予定通りだ。
俺はお前たちにとって、破滅軍を率いる主幹だ。何を躊躇う。
恭也、一度は死んだも同然の命だ。たまたま、再会できただけで、本来なら再会すらあり得なかったんだ。
それで俺は充分だ。まあ、桃子にはこの事は黙っててくれ」
他の誰でもなく、恭也だけを見て語る士郎。
互いに無言で暫し見詰め合った後、恭也はゆっくりと、だがしっかりと頷いて見せる。
「ちょっ、恭也、アンタ!」
「リリィ。多分、一番辛いのは…」
「っ、分かってるわよ。でも…」
激昂しかかるリリィをベリオが抑え、リリィもそれは分かっていると悲しげに俯く。
そんな恭也たちの仲間を見渡し、士郎はもう一度笑う。
「良い奴らに出会ったな」
「ああ」
「さて、あんまり湿っぽいのは柄じゃないしな。さっさとやるぞ」
「分かったよ」
「ああ、そうだ。最後に一つだけ、助言だ。恐らくだが…」
言いながら立ち上がった士郎だったが、その口からは続く言葉ではなく、血が吹き荒れる。
血を吐きながら、心臓のある左胸を鮮血に染めて士郎はゆっくりと倒れる。
恭也が支える腕の中で、士郎の体温が急激に失われていく。
慌ててベリオが駆けつけるが、完全に手を施せる状態ではなく、悲しげに首を横に振る。
「父さん!」
珍しく大声を上げる恭也の腕の中で、士郎は薄っすらと目を開ける。
「ちっ。さ…最後の最後でミスったか」
「喋らなくて良い!」
黙らせようとする恭也の手を掴み、士郎は最後に言おうとしていた言葉を恭也へと告げようとするも、
吐血により咳き込む。
それでも、懸命に口を開く士郎。
そんな二人を守るように、美由希たちが士郎を襲ったと思われる攻撃が飛来した方向へと構える。
美由希たちが睨みつける視線の先から、そいつはゆっくりと姿を現す。
つづく
<あとがき>
士郎の目的、白の主が二人の理由はこんな感じかな。
美姫 「ふーん。それよりも、士郎を襲ったのは誰なの」
それは次回で分かるさ。
美姫 「じゃあ、早く次回を書いてね」
うっ。ど、努力します。
美姫 「それじゃあ、言質も取ったことだし、また次回でね〜」
ではでは。
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