『涼宮ハルヒの挑戦、高町恭也の消失』






第三話 ハルヒ、恭也と出会う





遅刻した俺であったが、幸いにしてハルヒの奴は何も言ってこなかった。
とは言え、他の面々も一緒に遅刻したと知ったらどうなるかは分からないがな。
ともあれ、わざわざ聞かれてもいない事を説明などする気も起こるはずもなく、
俺はいつものように午前中を過ごしたのだった。
で、これまたいつものように昼休みになるなり立ち上がるハルヒ。
だが、今日はこのまま見送る訳にはいかない理由がある。
何故なら、もしもこいつが部室などに行こうものなら、高町さんと鉢合わせちまうからな。
放課後までそれは避けないといけない。
という訳で、俺は弁当を出すのも惜しみ、立ち上がったばかりのハルヒに声を掛ける。

「ハルヒ、どこに行くんだ?」

「何処だっていいじゃない。まあ、特別に教えてあげても良いけど。
 部室でお昼を食べるのよ」

やっぱり思った通りか。何でこいつはこっちの都合の悪い事を自然としちまうかね。
普段ならあっそで終わる所だが、今日はそうもいかない。
さて、どうしたもんか。

「今日は日差しも温かくて結構気持ち良いからな。
 中庭とかで食ったら上手いかもな」

そう言ってハルヒの奴を見るが、駄目だまるで興味なしって顔をしてやがる。
だが、ここで引くわけにもいかない。

「まあ、少し寒いかもしれんが大丈夫だと思うぞ」

必死でハルヒの奴を部室から遠ざけようとする俺の言葉に、ハルヒの奴は何か考え込み始める。
しまったな。逆に勘繰られたか。妙に勘の良い奴だからな。さて、どうする。
悩む俺に構わず、ハルヒの奴は仕方がないとばかりに肩を竦める。
竦めるのだが、その顔が妙に楽しそうなのは俺の気のせいか?

「今日は中庭で食べる事にしてあげるわ。
 そうと決まったら、さっさと行くわよ」

行く? 行くって何処に?

「何、寝ぼけているのよ! 中庭で食べるんでしょう」

それはつまり、俺もって事なのか。

「本当は一人でゆっくりとしたかった所だけれど、アンタがそこまで言うのなら、まあ偶には付き合ってあげるわ。
 心優しい団長に感謝する事ね」

その程度で何故感謝しなければいけないんだと思わなくはないけれど、今日は感謝する事にしよう。
俺は鞄から弁当を取り出すと、一人さっさと教室を出て行くハルヒの後を追う。
食堂で何かを買ってくると言うハルヒと分かれて…いや、分かれてって、ハルヒさん?
何故、俺のネクタイを掴んで引っ張るんでしょうか?

「一緒にお昼を取ってあげるんだから、アンタが買いに行きなさい」

そんなご無体なことがあるのでしょうか。
まさか、代金まで俺とか言い出さないだろうな。
そりゃあ、今日は遅刻したがこれはまた違うだろう。

「安心しなさい。それぐらいは私が出してあげるわよ」

いや、出すも何もお前の昼飯だろうが。
勿論、俺のそんな言葉など聞くはずもなく、ハルヒの奴は俺に金だけを渡すと人込み中へと押し込みやがった。
で、自分はちゃっかり外で悠々と待っていると。
くそ、覚えてろよ。仕返しに変なパンでも買ってやろうか。
謎のジャム入りパンとか練乳入りハチミツパンとか。
とは言え、そんなものが売っているはずもなく、
またハルヒが暴れると困るので俺は無難に幾つかの菓子パンを手に取る。

「ふぁ、ふぁわわわ。ご、ごめんなさい、すいません。とおぃてくださ〜〜い〜〜」

この何処かで聞いた事のある可愛らしいお声は。
声のした方を見れば、人込みに揉まれてくたくたになっている朝比奈さんのお姿が。
おおー、一体どうしたのですか。
と言うか、お前ら少しは遠慮しろ。ハルヒの奴と違い、朝比奈さんは守らなければならない存在だぞ。

「朝比奈さん、大丈夫ですか」

「あ、キョンくん。良かった〜」

朝比奈さんを飲み込もうとする人の波から守りつつ、何故こんな所にいるのか尋ねる。

「恭也さんのお昼ご飯を…」

あ、朝比奈さんに言われるまでそれをすっかり失念していた。
と言うか、他の奴らは誰も気付いてなかったのか。
流石は朝比奈さん、何てお優しいんでしょうか。

「そ、そんな事ないですよ。それに朝助けてもらったお礼みたいなものですし」

高町さんは気にしなくても良いと言ってたのに、いやはや、さすがは我がSOS団の良心。
まあ、確かに高町さんの持っているお金をこの世界で使うのは色々と問題ありそうだしな。
必要経費って事でどこかから落ちないものだろうか。

「良いんですよ。さっきも言ったようにお礼ですし。
 でも、キョンくんはどうしてここに?」

俺はざっと朝比奈さんに事情を説明して聞かせる。

「ああ、そうですね。流石キョンくんです」

なんてお褒めの言葉を頂いてしまった。
しかし、朝比奈さんがここでお昼を買われているという事は、朝比奈さんのお昼はどうされるんですか?

「あ、私はお弁当ですから。今日は鶴屋さんには別に食べると言ってます」

くぅぅ、羨ましいですよ高町さん。
片やSOS団のマスコットキャラにして、全校憧れの朝比奈さんとお昼。
そして、俺は全校に違う意味でその名を轟かせているハルヒとか。
世の理不尽さってのを痛感するね。まあ、黙っていればハルヒの奴も間違いなく美少女の部類に入るんだがな。
とぼやいてても仕方ないな。あまり待たせるとハルヒの奴も煩いだろうし。
俺は朝比奈さんから商品とお金を受け取ると、ハルヒの分と一緒に購入する。
ようやく人込みから抜け出すと、朝比奈さんへとそれを渡してハルヒの奴と合流する。

「おっそーい、遅いわよキョン!」

悪かったな。こっちは昼時の購買に慣れてないんだよ。
ハルヒの奴にパンを渡し、代わりに預けていた弁当を受け取る。
途端、周囲が一瞬だけどよめく。
はて、何かあったのか。と思い周りを見るも、どうやら視線はこっち、つまりは俺たちに向かっているようである。
うん? またハルヒが何かしたのか?
よくは分からないが、時間も勿体無いことだし、さっさと食うか。
返してもらった弁当を持って立ち去ろうとして、小さな囁き声が聞こえてくる。
どうやらハルヒの奴には聞こえなかったみたいだが、なるほどそういう事か。
確かに変人としてその名を轟かせるハルヒではあるが、見た目はさっきも言ったように美少女だ。
ましてや、注目度はとても高いと言わざるを得ないだろう。
中学時代の男に関する噂もある程度知られているみたいだしな。
そんなハルヒが俺に弁当を渡したのが問題だと。
だが、これは元々俺の弁当なんだ。決して、ハルヒの奴が作ったもんじゃない。
とは言え、そんな事は必死に弁解するような事でもないし、こいつらもただ驚いただけだろう。
勘違いだとすぐに気付くさ。気にするような事でもないな。
にしても、本当に良くも悪くも目立つ奴だ。つくづくそう感じるよ。
とりあえず、今は飯だ、飯。
で、飯の後もハルヒの奴から目を離す訳にもいかず、
結局、今日は昼休みの間ずっとハルヒと一緒にどうでも良い話をしていた。
が、問題があるんだよな。それはこいつの行動だ。
こいつは偶に午後の授業をさぼるからな。
流石に俺はさぼって教師に目を付けられるのは嫌だぞ。
だが、いざとなったらしょうがないんだろうな。
こいつとつるむようになってから学んだ、諦めという言葉が頭をよぎる。
そうこうしている間に昼休みも終わりを告げ、俺がハルヒの行動に注目する中、
こいつは素直に教室へと戻ろうと言い出した。
勿論、俺に反対などなく、余計な事を言って考えを変えられると困るのでさっさと戻る事にする。
はぁ、どうやら杞憂に済んだようで、やれやれだ。



 § §



恭也はSOS団の部室へと朝に連れてこられた後、ずっとここで時間を潰していた。
とは言え、特にやる事もないので室内で出来る鍛錬で体を動かしたり、本を読んで時間を潰していた。
が、その内眠ってしまったようで、扉の前に立つ気配で目を覚ます。
控え目なノックの音がして、恭也はとりあえずロッカーの裏、色んな衣装が吊るしてあるところへと身を隠す。

「あの、私です。朝比奈みくるです。開けても良いですか」

その言葉に恭也は隠していた身体を扉の前へと移し、ドアのノブを回す。
足音もなく近付き、突然開いた扉に驚くも、みくるは笑みを浮かべて中へと入ってくる。

「恭也さん、これどうぞ」

言って買ってきたパンを渡す。
お礼を言って受け取ると、代金を渡そうとする。
が、世界が違う事を思い出して困った顔を見せる恭也にみくるはお礼だからと告げる。
自分の方が迷惑を掛けたのにと遠慮し、
互いに譲り合っていたがこのままでは埒があかないと恭也は受け取る事にする。
頂きますと声を揃えて言うと、二人は食事を始める。

「でも、驚きました。恭也さん、お強いんですね」

「自分なんかまだまだですよ。上には上がいますから」

「そうなんですか〜。でも、強かったですよ」

「ありがとうございます、で良いんですかね」

「どうなんでしょうか」

そう言って笑うみくるにつられるように恭也も小さく笑う。
お互いに世間話をしながら食事を終えると、みくるはお茶を淹れながら、

「今日の放課後にでも涼宮さんと会うことになると思います。
 涼宮さんへの紹介はキョンくんがしてくれると思うんですけれど…」

「ああ、分かってます。俺が異世界から来たというのは秘密にするんですね」

「はい。お願いします。それと、恭也さんは私か長門さんの親戚という事で話をすると思いますので。
 キョンくんの親戚だと妹さんとかから嘘だとばれる可能性がありますけれど、
 私や長門さんだとその心配はありませんから。休み時間の間にキョンくんたちとはそう決めたので」

「分かりました。後は上手く話を合わせるようにします」

「お願いしますね。はい、どうぞ」

差し出されたお茶を手に取り、一口啜る。
みくるも対面に座りながらお茶を手にし、暫し静かな時を過ごすのだった。



 § §



放課後になるなり、俺は真っ先に部室へと向かう。
ハルヒの奴が何か言っていたかもしれんが、それよりも。
って、何故俺の襟首を掴んでるんだ、ハルヒ?

「アンタ、そんなに慌ててどこに行こうってのよ」

勿論、部室に決まっているだろう。
そういうお前は行かないのか?

「行くに決まってるでしょう。ただね、アンタがそんなに急いで行くのがちょっと引っ掛かるのよね」

おいおい、俺は純粋に部活をだな。

「はいはい。あ、分かったわ。
 さてはアンタ、急いで行ってみくるちゃんの着替えを見るつもりでしょう。
 この変態、スケベ!」

勝手にそう決め付けられて罵られてもな。そんなつもりは初めからないっての。
だが、まあよく考えてみればそんなに慌てる事もないんだよな。
今のこのやり取りの間に、他の奴らが先に行っているだろうし。
……行ってるよな、多分。
だとすれば、俺は後からゆっくりと行くとしますか。
急に大人しくなった俺に対し、ハルヒは拍子抜けしたように手を離す。

「ハルヒ、部室行くんじゃないのか」

「言われなくても行くわよ。ほら、きりきり歩きなさい!
 もたもたしてると置いていくわよ」

言って本当にさっさと歩き出しやがった。
そもそも、俺を引きとめたのはお前だったはずなんだがな。
まあ言った所で聞くような奴ではないが。
俺はハルヒの後ろを早足で追いかけて横に並ぶと、一緒にSOS団の部室、実際は文芸部の部室へと向かう。
ハルヒと一緒に部室の前へとやって来て、
ノックをしようとしたのだが、こいつはそんなもんお構いなしで扉を開け放つ。
おいおい、朝比奈さんが着替えていたらどうするんだ。
そう思いつつも、目が部室の中へと飛ぶのは仕方ないだろう。
きっと誰も俺を責めることなどできないはずだ。立場が逆なら、きっと皆同じ事をしたと思うね。
だが、悲しいかな、朝比奈さんは既にメイド服へと着替えを終えられておりました。
いやいや、残念だなんて思ってませんよ。ええ、思ってませんとも。
で、こいつはいつものように我が物顔で部室へと入り、そこで珍しく動きを止めて瞳を輝かせる。
おーおー、こいつがこんなに活き活きとした顔をするのを見るのは、
別に初めてではないが、また何かを見つけたか。それとも思いついたか。
とは言え、今日に関しては想像が付いているんだがな。
ハルヒの奴は自分の定位置、一番奥にある団長と書かれたプレートの乗った机に座ると、
高町さんへと満面の笑みを見せる。

「いらっしゃい! それで、何々? 何かの依頼?
 どこかで幽霊を見て、以来憑かれてしまったとか。
 もしくは、超能力者同士の戦いに巻き込まれたとか。
 人外の者に狙われているとか? あ、もしかしてあなた自身が普通じゃないとか。
 でも、安心して。SOS団に任せておけば、万事問題ないわ!
 この私が言うんだから間違いなしよ!」

一気に言い放つハルヒ。
いや、お前に任せるとろくな事にならないような気がするが。
そう思いつつ高町さんを見ると、少し驚いたような心当たりがあるような顔を見せている。
いや、さっきのハルヒの言葉に心当たりがあるんですか。
まあ、前に簡単に話を聞いた限りでは、似たような事があっても可笑しくはないのかもしれませんが。
って、本当にあるんですか。
思わず小さく尋ねてしまった俺に、高町さんは微妙な顔をしただけで何も言わなかった。
その前にハルヒが詰め寄ったというのもあるんだが。
とは言え、あれは何かあったという感じだったな。まさか、全部当たってたりしてな。
ハルヒの奴は自覚なしに偶にそういう所があるからな
とは言え、流石にそんな妙な出来事ばかりを体験しているなんてないだろうな、うん。

「で、で、みくるちゃん、有希でも良いわ。誰か説明して」

いや、とりあえずは落ち着けよ。
本人が目の前にいるんだから、本人から聞けば早いだろう。
とは言え、ここは俺から説明する手筈だったしな。

「ハルヒ、とりあえずは落ち着けって。
 で、こちらの方は別に依頼者という訳ではない」

「ちょっと、何でそんな事が分かるのよ!」

それが分かるんだよ。この人は、まあ本当の事をいう訳にはいかないんだがな。
という訳で、予め決めていた通りにハルヒへと説明するとしよう。
俺が珍しくやる気を見せた時に限り、それを削ぐようにこいつは現れるんだよな。

「おや、僕は何かしてしまいましたでしょうか。
 出来れば、そんなに睨まないで欲しいのですが。もしかして、今日は何かありましたか?
 だとしたらすいません。少し遅くなってしまいまして」

「いいのよ、古泉くん。別に会議がある訳でもないしね」

知っていてすっとぼけて見せる古泉も古泉だが、ハルヒの奴もどうかね。
これが俺だったら、間違いなく文句の一つ、いや、二つ三つは当たり前のように出てくるだろうに。
ともあれ、一旦中断されてしまったが改めて説明するとしよう。

「こちらは高町恭也さんと言って、あれだ、長門の遠い親戚らしい」

「へー、そうなんだ。有希の親戚ね。
 うん、言われてみれば表情が変わらない所とか似てるわね」

それは親戚だから似ているとかいう話ではないだろう。
と言うか、初対面の人に対して失礼だぞ。

「んん? 有希の遠い親戚なのは分かったけれど、それがどうしてここにいるのよ。
 それに、何でアンタが知っているわけ?」

その辺りの言い訳はちゃんと考えてある。
だから、俺は迷う事無く切り返す。

「朝、遅刻してきただろう。その時に会ったんだよ。
 離れて暮らす長門を心配した親御さんに頼まれて様子を見に来たらしくてな。
 ただ、道に迷ってらしたから案内したんだ。
 前に長門が住んでいるマンションにお前と行って、場所だけは知っていたからな」

「ああ、朝倉さんの件の時ね。
 へー、アンタにしては気が利いているじゃない」

俺にしては、は余計だ。
だが特別疑う様子も見せず、ハルヒは俺の言葉を信じる。
で、ここにいる理由だが。
俺は古泉の方へと視線を向けると、古泉の奴はハルヒに分からないように頷いてみせる。

「長門からSOS団とかの事を聞いて、俺たちに会ってみたかったらしいぞ」

「あら、そうなの? あなた、中々見込みがあるじゃない。
 私が立ち上げたSOS団に目を付けるなんて。うんうん。
 有希の親戚だと言うし、特別に準団員にしてあげても良いわよ」

いや、それは逆に迷惑なだけだぞ。
勿論、思っても口には出さない。
一人ご機嫌なハルヒは朝比奈さんにお茶の注文をつけ、早くも高町さんに興味を示したのか、
遠慮も何もなくじろじろと周囲を回りながら、上から下を見る。
お前、もう少し遠慮しろよ。
そう注意しようとした時、部室のドアがノックされ、朝比奈さんが来客を迎える。
で、入って来たのは生徒会長であった。
その姿を見るなり、ハルヒは挑戦的な目を向ける。
おいおい、古泉。これは聞いてないぞ。
そう含みを持たせて古泉を見るも、奴は余裕めいた笑みを見せるだけである。
何故、俺が古泉を見たのかといえば、理由は単純だ。
ハルヒが敵視しているこの生徒会長。
種を明かせば、古泉たち機関の関係者である。
ハルヒが暇を持て余して、閉鎖空間を生み出さないように適度の娯楽を提供するための。
その為、生徒会長は事あるごとにハルヒへと難題を押し付けてくる。
とは言え、今のところは文芸部絡みの一件だけだが。
ハルヒはハルヒで、ようやくっぽい生徒会長の登場に怒りながらも嬉しそうであったが。
で、その生徒会長がこうして来ているという事は、また何かやるつもりなのかよ。
これも高町さん絡みなんだろうが、お手柔らかに頼むぜ古泉。
俺のそんな願いが通じたのかいないのか、古泉の奴はいつも通りに飄々とした態度のままだった。





つづく




<あとがき>

ハルヒとの邂逅。
美姫 「でも、あっさりとしたものだったわね」
まあ、有希の親戚だと言う事で納得したんだろうな。
美姫 「で、ここで生徒会長が登場な訳だけど」
これが何を意味するのかは、次回!
美姫 「そんな訳で、次回、涼宮ハルヒの挑戦、高町恭也の消失第六話」
違う! 次回、涼宮ハルヒの挑戦、高町恭也の消失第四話
美姫 「アンタがプロローグを二つも作った所為でややこしいのよ!」
んなバカなっ!
美姫 「ともあれ、また次回で」
ではでは。




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