『incomprehensible ex libris』

   用語集







用語解説







永全不動八門一派 御神真刀流小太刀二刀術


恭也、美由希が使う流派。
二本の小太刀をメインの武器とし、さらに飛針、鋼糸などの暗器を駆使する殺人術。
だがそれはまた、大切なものを守るための手段でもある。俗に言うところの御神流は、代々御神家が伝えてきた。
現在の正統伝承者は美由希だが、未だに皆伝はしていない為、その母である美沙斗が現在は仮の形で当主となっている。
政治家や重要人物の影からの護衛や不穏組織の殲滅などという、比較的日の当たる場所で働く事が多く、権力に関わって力を振るう。
現在の使い手は恭也、美由希、美沙斗の三人となっている。





御神不破流


御神流の裏にあたる流派で、代々不破家が伝えてきた。
表である御神流の当主を護り、政治家や重要人物の暗殺、不穏組織の末端構成員に至るまでの殲滅といった裏の仕事を受け持つ。
恭也は幼い頃から士郎や一臣らに教わり、父の死後も残された記録などから自分ひとりで不破流を習得した。
美由希には御神流しか教えておらず、美沙斗も静馬に嫁いだ為、不破流の全てを知っている訳ではない。
その為、現在の使い手は恭也ただ一人となっている。





アイネルの書


かつて歴史上の人物が手にし、栄華を極めた。だが、手元からなくなると衰退の一途を辿る事になる魔導書。
噂として何度か浮上するが実際に見たものはいない。この名前も大英図書館が必要上、名付けたに過ぎず実際の名前は不明。
ラテン語で不可解な蔵書を意味する「incomprehensible ex libris」から名付けられた。
噂によるとそこに書かれているタイトルや言語、形も時代とともに変わっているらしい。





戦闘用紙


大英図書館開発部のジギーが中心となって色々と試作している用紙。
特に読子がザ・ペーパーになってからは様々な試作が試されている。
読子の戦闘時にその手助けになるようにと日々、試行錯誤されている。





St−011

ここ最近、立て続けに起こった事件で、大人数の人が短時間の内に失踪するというもの。
今のところ、世間には一切公開しておらず、手掛かりらしいものもまだ、見つかっていない。
その事件内容などから、妙な、普通でない事件として、strange──St−01と付けられた。
事件の起こり得る可能性として、次の点が推論されている。

 ・ある程度閉鎖された空間内である事。
 ・一定以上の人数がいる事。(正確な人数は不明)
 ・人の出入りが少ない事。







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