『一撃殺虫!!きょうやくん』






西暦20XX年――害虫は一切の駆除剤を克服していた。
それに対抗すべく、とある日本企業は、超小型害虫駆除ロボットの開発に成功。
身長11.5cmのロボットを発売したのだった!! 







「ふ〜ん」

とある日の午後。
何気なく手に取った本を読みながら、月村忍は気のない声を上げる。
と、その顔が何かを思いついたかのように輝き出し、不気味な笑みを浮かべ始める。
その一種、異様な雰囲気に己の主の気が確かか心配するノエルは、声を掛ける。

「忍お嬢さま、大丈夫ですか」

「うふふふふ〜」

ノエルの呼び掛けに答える事もせず、忍はただ一人不気味な笑みを浮かべ続けるのだった。





  ◇ ◇ ◇





忍の不気味な笑いから10日程経った休日。
一週間以上学校を休んでいる忍を心配して、恭也たちはこうして月村家へと来ていた。

「先生の話だと風邪という事らしいんだが…」

「それで十日も学校を休むなんて心配ですね」

「ノエルさんがいるから、大丈夫だとは思うけど…」

恭也の言葉に、那美、美由希と答える。
一緒に付いて来たなのはも心配そうな顔をしている。

「とりあえず、会えるかどうかだな」

そう言って恭也はインターフォンを押す。

「???」

音の鳴らないインターフォンに首を傾げつつ、何度か押すと、何処からともなく無機質な声が響いてくる。

「ドチラサマデショウカ。勧誘ハオ断リシテオリマスガ。オ名前ヲドウゾ」

「高町恭也です」

何か嫌な予感をさせつつ、恭也は名乗る。

「シバラクオマチクダサイ。データヲサンショウイタシマス。…………」

「嫌な予感のする者」

恭也の問い掛けに、全員が手を上げて恭也から離れる。
いや、正確には門扉から。
恭也もいつ撃たれてもいい様に身構えつつ──実際、過去に何度か撃たれている、返答を待つ。
程なくして、

「該当データアリ」

その言葉にほっと胸を撫で下ろしたが…。

「コレヨリ、撃退モードカラ殲滅モードヘト移行」

「なっ!ちょっと待……」

恭也が何か口にするよりも早く、門扉の左右からアームが飛び出してくる。
アームの先は先端が尖っており、中心に小さな穴が開いていた。
そこから、高エネルギーが集まるようなブウゥゥンという小さく低い重低音が響いたかと思うと、その部分が怪しい光を放つ。
そして、それは一直線に伸びて、恭也へと襲い掛かる。

「ばっ!」

恭也は何かを言葉にするよりも早く、門に肩からぶつかり、中へと入る。
その背後、恭也が先程まで立っていた地面からは、二条の煙が立ち昇っていた。

「幾ら何でも、これは冗談じゃすまないぞ」

額に浮き出た嫌な汗を拭いつつ、恭也は呟く。
そこへ、庭の茂みから複数のアームに支えられた銃が飛び出してきて一斉に火を吹く。

「ぬわぁ!」

それらを悉く躱しつつ、恭也は隠し持っていた小太刀を抜く。

「忍、壊すからな!それと、後で覚えてろ!」

恭也は叫ぶなりすれ違いざまに小太刀を一閃。
アームの中程から断ち切る。
しかし、それに怯む事無く、それどころかその数を増して恭也へと火を吹く。
その攻防を門の外で見守る美由希たち。

「うわぁー、さすが恭ちゃん。あれを小太刀で斬るなんて」

「あれを避けますか。流石は師匠!」

「あの回避能力は人を越えとるんと違いますか」

「はぁー、あまりにも速過ぎて何が何やら」

「なのはも殆ど見えないよ」

口々に呑気な事を言うが、全員が冷や汗を流している。
つまる所、単に現実逃避をしているだけなのだが。

「所で、ここって日本ですよね、那美さん」

「ええ、日本の海鳴市のはずですよ」

「日本って、個人で銃火器を所持できました?」

「えっと、実はここだけ治外法権とか?」

「……何か、ありえそうで怖いですね」

美由希と那美は顔を合わせると、苦笑を零す。
その間にも、恭也の手によって庭の至る所にある兵器が破壊されていく。
やがて、全てのシステムを沈黙させた恭也は、屋敷の扉の前へと辿り着く。
念のために注意深く辺りを警戒し、もう大丈夫と判断した恭也は美由希たちに来るように合図を送る。
恭也からの合図を受け、おっかなびっくり美由希たちは門の中へと足を踏み入れる。
何も起こらない事にほっと息を吐き出しつつ、全員が急ぎ足で恭也の元へと向うのだった。
全員が揃ったのを見て、恭也は扉をノックする。
しかし、誰も出てこない。
いつもなら、ノエルが出迎えてくるはずなのだが。
そもそも、庭で戦闘と呼べるような行為を行っていたにも関わらず、ノエルが姿を現さなかった。
まあ、こっちの件は忍に言われていたからと考えれば、納得のいくものだが。
一瞬、恭也の脳裏に良くない考えが浮ぶ。
意を決して恭也はドアノブを掴むと、そっと回す。
どうやら鍵は掛かっていないらしく、すんなりと扉は開いた。
中へと入った恭也は、その静けさに少し驚く。
自然と足音を殺して進む一同の前の扉がいきなり開く。
咄嗟に恭也は出てきた人物の腕を掴み、捻り上げようとするが、相手も大したもので、身体を回転させる。
と、その勢いを利用して、恭也を壁へと投げ飛ばす。
恭也は空中で態勢を整え、あろう事か投げ飛ばされた壁を蹴って相手との間合いを再び詰める。
そして、手にした小太刀を…。

「ノエル!?」

「恭也さま!?」

お互いに攻撃を繰り出しながら、名前を呼ぶ。
相手を確認した二人は、繰り出していた攻撃を止める。

「申し訳ございません。恭也さまとは分からずに投げ飛ばしてしまいまして」

「いや、俺の方こそ悪かった。つい、咄嗟の事だったから…」

「それよりも、今日はどういったご用件で?」

「ああ、そうだった。そう言えば、ノエルは今まで何処に居たんだ?表の騒ぎに気付かなかったのか?」

逆に尋ね返され、ノエルはそれが何の事を指しているのか理解したのだろう、一つ頷くと、

「はい、少し地下の方にいましたので。
 普段なら、例え地下であろうとも分かったのですが、今回は少し忍お嬢さまの手伝いをしていたものですから」

「そうか。そうそう、その忍の件で来たんだが、忍は何ともないのか」

「ああ、そう言う事ですか。はい、何ともございません。
 地下の研究室に篭って、ずっと何かを作られています。ですから、学校をお休みしている風邪というのは嘘です」

はっきりと告げるノエルに恭也は苦笑を返すが、何を研究しているのか気になって尋ねる。

「忍は今度は一体、何を研究しているんだ?また、変な物では…」

「多分、大丈夫だと思います…」

ノエルはそう言うと、恭也たちを地下へと案内して行く。

「昨日の夜遅くに完成して、今日はその稼動実験をしていましたが、特に問題はないかと思われますので」

そう説明しながらノエルは一つのドアの前で立ち止まると、ノックする。

「ふぁ〜い」

どこかだるそうな声で中の主が答えると、ノエルはその扉を開ける。

「どうしたの、ノエル…って、恭也?それに美由希ちゃんたちまで。
 どったの?皆して」

「皆さんは忍お嬢様を心配されて来られたようです」

「ああ、そうなんだ。皆、ありがとうね。忍ちゃん、感激だよ」

「まあ、何も問題ないようで、それは良かった。
 これで、遠慮なく文句を言えるからな」

「文句?」

恭也の言葉に意味が分からないといった感じで首を傾げる忍に、恭也はゆっくりと近づくとそっと手を伸ばす。
そして、こめかみに両の拳骨を当て、グリグリと締め付ける。

「いっ、痛いよ、恭也!ちょっ、本当に痛いってば」

「何が痛いだ。痛みを感じられるのは生きている証拠だ、安心しろ」

「あ、安心って、い、痛い、痛い!」

「お前、あの新聞勧誘員撃退マシン、変な感じでパワーアップしているじゃないか」

「あ、あれ?ノエル、アレって電源入れたままだっけ」

「はい。切れと言われてませんでしたので…」

「あ、あはははは。それでここに恭也がいるって事は、アレを潜り抜けて来たんだ」

誤魔化すように笑う忍の頭を更に締め付ける。

「いたっ、痛い!ご、ごめんってば、恭也」

「何だ、あのシステムは!
 大体、何で俺と認識した途端、撃退ではなく殲滅モードとかいうのになるんだ!」

「だって、恭也ったら、どれだけ強化しても突破してくるんだもん。
 だから、ついパワーアップを…。って、痛い、痛いってば!ノ、ノエル助けて〜」

助けを求める忍に対し、ノエルはあくまでも淡々と答える。

「忍お嬢さま、ですから私はお止めになった方が言いと申したんです。
 大体、あんなのを設置して普通の人だったら、ただではすみませんよ」

「ノエル、それって恭也が普通じゃないって言ってるようなものだよ」

「わ、私はそういうつもりで言った訳では…」

慌てるノエルに恭也は忍の頭を解放しながら話し掛ける。

「ノエル、分かっているから大丈夫だ」

「恭也さま、ありがとうございます」

嬉しそうに笑うノエルを見て、忍は面白くなさそうな顔をしつつ呟く。

「む〜。対恭也迎撃システムをもっとパワーアップしないと駄目ね」

その呟きを耳にし、恭也が忍の名を低い声で呼ぶ。

「忍、今のはどういう事だ?」

「え、あ、あははは。き、聞こえてたの?
 じょ、冗談だよ。もうあれ以上はパワーアップしないから…。ね、ね」

可愛らしく首を傾げながら、忍は顔の前で手を合わせる。
しかし、それを綺麗に無視し、恭也は言う。

「パワーアップ云々は、とりあえず置いておこう。
 その対恭也迎撃システムってのは、何だ?
 あれは新聞勧誘員撃退マシンではなかったのか?
 いつから、名前が変わったんだ?」

「し、しまった!つい口を滑らせてしまったわ!……って、きょ、恭也、その握り締めた拳はな、何かな〜?」

「言わんと分からんか?」

「う、ううん。何となく想像は付くんだけど…」

「そうか。なら、いらん手間は省けるな」

「ちょ、ちょっと待て。や、止めようよ。冗談きついな〜」

「安心しろ、冗談じゃないから」

「い、いや、痛いのはいや〜」

「ジタバタと暴れるな。潔く大人しくしろ」

「お、お願い。や、止めて。私、初めてなの」

「そんな事、知った事か。覚悟を決めるんだな」

「う、うぅぅ。せ、せめて、最初は優しくして…」

「って、何を紛らわしい言い方をしてる!ただの拳骨だろうが!」

叫びつつ、忍の頭に拳骨を落とす。

「うぅ。嘘は言ってないのに……」

忍はヒリヒリと痛む頭を押さえつつ、うめくように言う。
それから意地の悪い笑みを浮かべると、

「紛らわしって、どういう事?忍ちゃん、わかーんない。
 だから、恭也教えて〜」

恭也は顔を赤くしつつ、そっぽを向くが、そこへまた忍が顔を突き出す。

「ねえ、ねえ」

「もう一発欲しいらしいな」

恭也がそう言って拳を握って見せると、忍はすぐに飛び退きつつ頭を庇う。

「ごめんなさい」

「分かれば良い」

そんな二人のやり取りが一段落着いたところで、美由希が話し掛ける。

「それで、今度は何を作ってたんですか」

そう言った途端、忍はよくぞ聞いてくれたと言わんばかりに笑みを広げると、

「ふっふっふ。良くぞ聞いてくれました。どうしても知りたいと言うのなら、教えてあげましょう!」

胸を張り、どこか偉そうに言う忍に恭也は背を向けると、

「別に無理してまで教えて欲しくはないからな。
 まあ、病気ではないようだし、これで失礼する」

その恭也の腕を素早く掴むと、

「ああ〜ん、そんな意地悪な事言わないで、聞いてよ〜」

「……つまり、それは聞いて欲しいのか?」

「うんうん、もう欲しい、欲しい」

尻尾があれば喜びで千切れんばかりに振るかのように忍は恭也を見上げる。
それに呆れつつ、恭也は待っている言葉を口にする。

「で、何を作ったんだ?」

「ふっふっふ。良くぞ聞いてくれました!
 これこそ、今世紀最大の発明品よ!」

そう行って忍は机の上に置いてあった物体を手に取ると、皆の見ている前でそのベールを剥ぎ取る。
そこから現われた物を見て、恭也と既にそれを見ているノエル以外が感嘆の声を上げる。

『おおー!』

「ふっふっふ」

その声に胸を貼る忍に対し、恭也はどこか冷めた目で忍の手の上の物体を見る。
そこには、全長11.5cmぐらいの、三頭身にデフォルメされた恭也がいた。
念入りな事に、腰に二刀の小太刀まで差している。

「で?」

最早、義理だけで尋ねる恭也に対し、忍は口上を始める。

「ふっふっふ。昨今の害虫は一切の駆除剤を克服してしまった」

「そんな訳あるか」

そう突っ込む恭也の声を無視し、忍は続ける。
いつの間にか、どこからともなく音楽が流れ始める。
その音楽に合わせるように、忍は話す。

「このままでは無限に繁殖し続ける害虫に対抗すべく、この忍ちゃんが発明をしたのよ。
 それが、この超小型害虫駆除ロボット『一撃殺虫!!きょうやくん』よ!!」

『おぉー!』

これまた、恭也とノエル以外から感嘆の声が洩れる。
恭也は隣に立ち、手にしたオーディオ機器から音楽を再生しているノエルに声を掛ける。

「主人の命とは言え、大変だなノエル」

「はい。心遣い、感謝致します」

そう言いながら、忍の口上が終ると同時に停止ボタンを押して音楽を止めるノエル。
まさに使用人の鏡である。
そんな二人に忍が指を突きつけ、

「そこ、無駄口を叩かない。今から、これを起動させるから」

そう言って忍はスイッチを押す。
すると、機械特有の低い音をさせた後、きょうやくんはゆっくりと動き出す。
それを興味津々に眺める美由希たちの前で、きょうやくんは忍の手から飛び降りると、辺りをきょろきょろと見渡す。
すると、何かを見つけたのか、トタタタタという音が出そうな走りで部屋の隅へと向って行く。
そこには、少し季節はずれの蚊が一匹。
きょうやくんはその蚊に近づくと、ジャンプして腰の小太刀を引き抜き一閃する。
蚊は見事に真っ二つにされて、地面へと落ちるのだった。

「ふっふっふ。どうよ、このきょうやくんは!
 これで、蚊のうるさい夏の夜も快適に!」

「えっと、確かに可愛らしいんですけれど…」

「その、行動が何と言うか…」

自慢気に言う忍に対し、美由希と那美は何とも言えない顔をする。

「うーん、駄目かな」

「忍さん、このきょうやくんは害虫を退治するだけなんですか」

「そうよ。そういうプログラムを組んでるからね」

「それやったら、他のプログラムも組めるんですか」

「うーん。自分で思考するのは無理だけれど、予め定めたプログラムに準じた動きならさせられるわよ。
 まあ、何をさせるかにもよるけれど」

その忍の返答を聞き、なのはが手を上げる。

「はいはーい。忍さん、それだったら、なのはの後を付いてくるきょうやくんは作れますか」

「うーん。出来なくはないかな?
 ただ、どうやってその人物を特定させるかだけれど…。
 特殊な波長を出す機械を作って、その後を付いていかせるか、それともその人物の特徴を記録させるか。
 うーん、前者の方が簡単かなー。でも、ノエルの人物を判断するルーチンを利用すれば…。
 まあ、どっちにしても、それぐらいなら何とかなるわよ」

忍の答えになのはは何を想像したのか、うっとりした顔になる。

「それじゃあ、このきょうやくんをなのはの後に付いてくるように出来ます」

「そうねー。面白そうだから、やってみるわ」

「ありがとうございます」

「ついでだから、なのはちゃんに危険が迫った時に撃退する能力もつけてあげよう。
 もし、きょうやくんにも対処できないような危険が迫った時には、アラームで誰かに知らせる機能も合わせて」

何か言おうとする恭也には、そう言って言葉を封じる。
なのはに甘い恭也は、それで大人しくなる。
それを横目に眺めつつ、忍はにんまりと笑みを浮かべると、

「それじゃ、三日後に取りに来てね」

「はい!」

忍の言葉になのはは嬉しそうに頷く。
その後で、恭也が忍にこっそりと耳打ちをする。

「それで、その危険を知らせるのは…」

「大丈夫よ。危険を知らせるアラームは恭也に渡してあげるから。
 一層の事、きょうやくんの攻撃機能を上げて、痴漢程度なら追い払うぐらいまでパワーアップさせる」

恭也は暫し考えた後、短く頼むと言うのだった。
とことん、なのはには甘い恭也だった。



それから三日後の夕方、なのはは忍からきょうやくんを受け取り、ご満悦の表情で高町家へと持って帰っていった。

「それでは、起動!」

なのはは忍に教わった起動スイッチを押す。
すぐにきょうやくんは動き出し、なのはの傍に立つ。
試しになのはが歩いて見ると、その後をトテトテと付いて来る。

「か、可愛い〜♪」

なのははその様子にすっかりご機嫌になると、家中をあっちこっちと歩き回るのだった。
その姿を見た家人たちがソレを欲しがったのはまた別のお話。






おわり




<あとがき>

ふはははは。11.5cmの三頭身恭也。
美姫 「想像しただけで……。結構、可愛いかも」
うむ、実際どうだろうな。
美姫 「で、改造後のきょうやくんはどんなスペックを?」
勿論、なのはを危険から守るためのスペックへと変わっているぞ。
内臓武器も満載。スタンガン以上の電力を放出する飛針に、鋼糸。
しかも、この鋼糸は特殊性で、電気をよく通す。
そして、メインの武装は小太刀が二本。ノエルのブレードして使われている素材を元にしているため、切れ味抜群の上に、
恭也が今まで新聞勧誘員撃退マシンを撃破してきた戦闘時の動きなどもプログラミングされていたりする。
まさに、小さな防犯道具。
美姫 「そこまでいくと、道具じゃなくて防犯兵器なんじゃ」
あははは。しかも、オプションで他の武装も…。
美姫 「他にはどんなのが?」
只今、忍が製作中。
ドリルは却下されたらしいという情報だけはキャッチしたが。
因みに、防水加工済みだから、お風呂でも一緒という。
美姫 「うーん、そんな防犯グッズ、『一撃殺虫!!きょうやくん』
お値段もきっと高いんでしょうね〜」
それが何と奥さん、今なら、送料、消費税込みで9,800円とお買い得なんですよ。
美姫 「まあ、それは安いわ。すぐに電話しないと。……って、何やらせるのよ!」
ぐえぇ!け、結構、のってたくせに…。
美姫 「全く、もう。それじゃあ、皆さん、まったね〜」
ではでは〜。





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