『とらハ学園  用語集』






魔族(まぞく)

一般に言う所の悪魔。人間などとは桁違いの力を持っている。
昔は普通に存在していたが、現在ではその姿を見ることはない。
一般にその性格は残虐で非道と言われているが、全ての魔族がそうではない。
基本的に魔族は、自分の関心ある事以外には、極端に無関心である為、特に意味もなく人間と対立する事はあまりない。
現在は魔界と呼ばれる別次元に存在しており、人間界から干渉する術はない。



神族(しんぞく)

一般に言う所の神々の事。悪魔とは対極の位置に存在し、人間とは桁違いの力を持つ。
一般に慈悲深いイメージがあるが、全ての神族がそうである訳ではなく、実際はただ人間には無関心なだけ。
慈悲深く優しいものが多いため、そう思われている。
神族も魔族も高次元の存在で、別次元から来たと思われる。
先に人間界にいた高次元の存在を魔族と名付け、
人間に害なすものというイメージを作りあげたのも、実は後から来た高次元の存在だった。
この存在が神族の発端と思われる。



精霊(せいれい)

神族、魔族とは違い、元々この世界に住んでいた人間とは異なる存在。
基本的に精霊は自然と生まれてくる。
魔法や神法などといったものは使えないが、自分の力の源である自然の力を多少操る事が出来る。
希に力が高密度に集中して生まれてくる精霊もおり、そういった精霊は高位精霊と呼ばれ、力も他の精霊の比ではなくなる。
高位精霊の力は、下位魔族や下位神族の力を凌ぐ事すらある。



魔力(まりょく)

魔族の核となる力の源。
魔族はこれを使う事によって、超常現象を起こしたりする。
高エネルギーの塊みたいなもので、これを変質させる事で魔法を使う。
無から有を生み出すようなもの。その高エネルギー故に、物体の破壊に向く力の塊。



神力(しんりょく)

神族の核となる力の源。
神族はこれを使う事によって、世界に干渉し物理法則を捻じ曲げる。
本質は魔力と同じ高エネルギーの塊みたいなもので、これを世界の存在するものに加える事で神法を使う。
無から有を生み出すのではなく、元から存在する力に加えたり、それを変質、活性化させる事に向く力の塊。



霊力(れいりょく)

人が持つ力の塊で、魔力や神力みたいなもの。
これを自在に使いこなす事によって、実体のない霊などにも攻撃をする事が出来る。
人間の魂や命の力と呼べるもの。
霊力は使いすぎると、身体中が筋肉痛のようになって声も出なくなり、極度の疲労感を味わう。
更に体からは生気が感じられなくなる。回復には休養が一番適切。



魔法力(まほうりょく)

人が持つ力で、霊力とは少し違う力。誰しも少しは持っている。
夜の一族などは、この魔法力が並外れて多い。



エレメンタル

精霊が持つ力の塊で、霊力みたいなもの。
これを用いて何かをするといった使い方はない。
精霊が存在する為に必要な命のようなもの。



妖力(ようりょく)

妖怪たちが持つ霊力のようなもの。
一般に強い妖怪ほど、多くの妖力を持つ。



魔界(まかい)

魔族たちが住む別次元の世界の事。
現在は、人間界からここへと行く方法はない。



神界(しんかい)

神族たちの住む別次元の世界の事。
現在は、人間界からここへと行く方法はない。



精霊界(せいれいかい)

精霊たちが住む別次元の世界の事。
現在は、人間界からここへと行く方法はない。
ただ、精霊は人間界にも多数いる事から、精霊は行き来出来るみたいではある。



魔術(まじゅつ)

魔法力を元に、呪文や儀式用具などを用い、一定の手順に従う事によって起こす不思議な現象の事。
他人を呪ったり、もっと直接的なものになると、火の玉を生み出したりする術。
昔はこれを使う者たちが結構いたが、今ではかなり少数となっている。
その形態などから、細かく分類されるが、全てを含め大まかにこう呼ぶ。



魔術師(まじゅつし)

魔術を使う者たちの総称。
現在において、その数は極少数。











<例題>

例えば、火の玉を作り出す時、

魔族の魔力ならば、魔力そのものを火の玉に変化させる。
神族の神力ならば、元素に神力を加え、その元素を火の玉へと変化させる。
霊力は、単体ではそういう事はできず、あらかじめそういった呪符や霊具を用意し、それを発動させるのに霊力を使う。
魔法力では、その力を媒介にして、火の玉を起こす呪文や、儀式用具でそれを形付ける補助をする。
エレメンタルでは、精霊そのものが火の属性でないと不可能となる。
妖力は、魔法力と同じようなもの。





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