『天に星 風に歌 そして天使は舞い降りる 22』






邪を払い、魔を斬り、人の世を超常なるものから日々守り続けてきた一族。
その神咲一灯流の若き正当伝承者といえど、平時は年相応の少女であり、それなりに悩みとかもあったりするものである。
などと大げさな事を本人が考えているかどうかは分からないが、薫は今、少し悩んでいた。
とは言え、そんな難しい問題でも何でもないのだが。
悩みと言うよりも、困っているという方が良いのかもしれない。

「はぁ、憂鬱じゃ」

時は昼休み中の、まさに今昼食の真っ只中、食堂で薫は注文した品に手を付ける事をせずに箸を止めて呟く。
それをしっかりと聞いていた瞳は口の中の物をちゃんと飲み込み、それから先程薫が漏らした呟きに応えるように口を開く。

「どうしたのよ、そんな暗い顔をして。あ、また恭也くん絡みで何かあったとか?」

「そんなんじゃなか。と言うより、千堂、そのまたとはどういう意味ね」

「いや、だからまた恭也くんの周辺に新しい女の影とか……」

心配そうな顔をして、その実どこか楽しそうに尋ねてくる瞳に対して疲れたような顔を向けるも、薫はそれを否定する。

「別にそげな事、うちは知らんよ。そもそも、そげな事うちには関係ないとね」

「いやいや、薫。それはないでしょう」

薫がやや憮然と放った言葉に対し、その対面に座っていた香也が大げさなぐらいに右手を顔の前でぶんぶんと振って否定する。
香也の隣に座っていた真璃愛も同じ意見なのか、口にこそ出さないものの香也の言葉を肯定するように小さく頷いていた。
見れば、他の二人、聡美や奈々も同じ考えなのか、それぞれ頷いて見せるのだが、当の薫はそれを認めない。

「まあ、薫がそう言うのならそういう事で良いけれど。
 で、実際の所、何が憂鬱なのよ」

このままでは話が進まないと考えたのか、瞳はひとまずその場をそう締めくくり、改めて薫へと質問をぶつける。
話がようやく変わった事に多少の安堵を覚えつつも、最初の問題が解決していないとまた知らず溜め息を零す。

「来週行われる球技大会の事じゃよ」

「その事ですか。確かに冬に球技大会なんて下手をすれば寒さから怪我になりかねませんものね。
 ですが、元々予定されていたマラソン大会よりは、わたくしはまだ球技大会の方が良いですけれど」

「えー、私はマラソンの方が良かったな。
 毎年走っているコースが道路工事で通行禁止だからって、それならコースを変えれば良いだけなのに」

「そんなに簡単にコースを変えれる訳ないでしょう。
 平日なんだから、余計に無理よ」

「聡美ちゃんの言うとおりですよ。それでも、学園のカリキュラムは当然変更できませんからね。
 だからこそ、校内で出来る球技大会に急遽変更したんですし。
 奈々としては、真璃愛ちゃんと同じでマラソンじゃなくなって嬉しい限りですよ」

「えー、皆絶対に可笑しいって。
 だって、走るの楽しいじゃん」

奈々の言葉に香也がそう返せば、薫以外からそれは香也だけだと突っ込まれる。
薫としては実は香也と同じ考えなのだが、ここでそれを言った所で行事が変更される訳もなく。
それでもついつい愚痴めいたものが出てしまう。

「うちも長距離はそない得意という訳ではないけど、それでも球技よりはマラソンの方が良かった」

「あー、そういえば薫って意外と運動苦手だったわよね。走るのは好きだとか言ってたけれど……」

薫の言葉から瞳は思い出したのか、そう言えば、他の面々もそれを知っているのか納得の声が上がる。
そんな中、奈々は改めて首を捻る。

「でも、とっても不思議なのですよ。薫ちゃん、あんなに剣道とか強いし、足だって速いよね。
 なのに、運動が苦手なんて……」

「まあ、確かに奈々の言うとおりかもね。
 実際、剣道部の部員で薫が剣道以外の運動は苦手なんて誰も信じないでしょうね」

同じ剣道部である聡美の言葉に、やはり全員がうんうんと頷く中、薫はゆっくりとだが食べていた箸を再び止める。

「なして、運動が苦手なうちがバレーとバスケの二つの種目に出んといけんのか……」

「そりゃあ、仕方ないわよ。人数が足りないんだもの」

そう、薫が悩んでいるのはまさにそれであった。
またしても零れ落ちる溜め息に、諦めろとばかりに聡美が薫の肩に手を置きつつ慰める。
が、薫の耳にそれは届いているかどうか。薫は箸でうどんを細かく千切りつつ、未だに納得できないと続ける。

「誰が推薦なんてしたんじゃ……。そもそも、こういうのはやる気のある者がすれば良いのに」

「その立候補者がいなかったから、こうなったんでしょう。まあ、薫が球技が苦手というのは意外と知られていないしね。
 まあ、私も両方出ないといけないんだし、諦めなさいよ」

今度は瞳がそう慰めるのだが、珍しく薫はそうじゃけど、と食い下がる。
食い下がるのだが、既に決定している事も分かっているのか、ようやく落ち着きを取り戻し始める。
言うだけ言って少しは楽になったという所だろうか。
だが、そこで奈々が気付かなくても良い事に気付いてしまい、あまつさえ、それを口にしてしまう。

「あれ、でも薫ちゃんと推薦したのって香也ちゃんじゃなかった?」

それを最後まで聞くよりも早く、薫の鋭い視線が香也へと突き刺さり、香也はやや引き攣った笑みを浮かべる。

「あ、あははは……。そういえば、そうだったかな?
 ご、ごめんね、薫。悪気とかがあった訳じゃないんだよ。単に薫が球技を苦手にしているって事を忘れていて」

「まあまあ、香也さんらしいですわね」

「御園、確かに長崎らしいかもしれんが、それで選ばれたうちはとても迷惑じゃ」

「とは言ってもさ、もう決まった以上は仕方ないでしょう。諦めなさいよ、薫」

落ち着いたと思った矢先の犯人発覚により、薫の興奮した態度を収めるように聡美は何とか宥める。
流石に薫も暴力を振るったりするような事は当然ながら考えておらず、
また真璃愛が言ったように香也らしいといえばらしい顛末にこれ以上は何も言わずに細かくなったうどんを流し込む。

「でも、そんなに苦手だったら、大会までに少しだけでも練習すればどうです?」

ようやく場が落ち着いたという所で奈々が名案だとばかりにそう切り出した事であったが、
よせば良いのに聡美が悪戯心を刺激され、瞬時にそれを香也が読み取り、そこに悪乗りを始めてしまう。

「それは名案だね、奈々」

まずは奈々を褒め、次いで聡美は薫へと親切さを装い話を振る。

「恭也くんにでも教えてもらえば? こう手取り足取り」

「うんうん。夕暮れ時、神社で秘密特訓をする若い男女。
 初めはちゃんとした特訓だったのに……」

聡美に続き香也が楽しそうに話に加わる。
この時点でまた始まったという顔をして瞳と奈々は顔を見合わせると呆れた様子で、けれども二人を止めようとはせずに続きを聞く。
ただし、二人ともちゃっかりと椅子を少し引き、浅く腰掛けなおしていたのは短くない付き合いからであろう。
真璃愛は呆れこそしないものの、まあまあと楽しげに口元に手を当て、こちらもちゃっかりと瞳たちと同様に座り方を変えていたりする。
そんな周囲に気付かず、聡美と香也の二人芝居はまだまだ続く。

「『ああ、駄目ですよ、薫さん。そこはこう』」

「そう言って恭也くんの手が薫の腰に。びくりと身体を震わせるも、これは訓練だと言い聞かせる薫」

「『すみません、コーチ。こうですか』『そういい感じです』」

「夕日に染まる境内、辺りには人は一切なし。その内、恭也くんが薫に密着するように手取り足取り指導をし出す」

「『あ、あの……』『ほら、よそ見しないで』『で、でも、その手が……』」

「抵抗を見せるもそれは弱々しく、それを見て取った恭也くんは更に大胆に薫へと密着して、とうとうその手が薫を抱きしめる」

「『薫さん……』『だ、駄目です、コーチ。こんなのは訓練じゃないです』」

「言いつつも強く拒めない薫を前に、恭也くんは更に強引に迫る!」

「『薫さん、いや、薫……綺麗だよ』『そ、そんなお世辞……』『お世辞なんかじゃないよ。薫!』」

「ここまで来たら恭也くんももう止まれない! これが若さか!
 もうここまで来たらいくところまでいかなければ、若い衝動は……」

完全に暴走していて気付かなかったのか、ここに来てようやく香也は薫の醸し出す雰囲気が洒落の域を超えている事に気付き、
スラスラと話していたのが嘘のようにピタリと口を閉ざす。
同様に聡美の方も口を閉ざしていたが、こちらは薫の横に座っていた事が災いし、
その肩に置かれた異様に力の入った手に眉間に皺が寄っていたりする。

「二人ともどげんしたと? うちの事は気にせず続けてよかとよ?」

全くの無表情でそう告げてくる薫を前に、流石に続ける事など出来るはずもなく、助けを求めるも既に瞳たちは席を離れている。
その身の早さは流石としか言いようがなく、内心で舌打ちするも孤立無援状態は変わらず。
聡美の方は捕まっているが、香也は自分が対面に座っているから逃げられる、なんて甘い事は考えていなかった。
寧ろ、逃げれば即座にやられる。そんな考えが頭をよぎり、動くに動けないでいた。

「あ、あははは、冗談だよ薫。ちょ、ちょっと調子に乗り過ぎたのは反省しているよ、うん。
 僕たちの悪い癖だよね」

「か、香也の言うとおり反省してます」

「自分たちの悪癖を理解しているのは褒めるべき所なんかもしれんね。
 ……とは言え、それを止めないのはどうじゃろうか。ましてや、今回はうちだけじゃなく恭也くんまで貶めるような事を……」

薫の手に更に力が加わったのか、聡美は顔を顰めるも流石に何も言わない。
冷や汗を掻きながら、二人はただひたすら薫に謝り続ける。

「本当にごめん」

「今回はやり過ぎました」

頭を何度も下げてくる二人にを前に、薫は大きく息を吐き出すと聡美から手を離す。
その後も謝ってくる二人にもう良いと返しつつ、特訓自体は悪くないかと考えていた。

「バスケなら、家には岡本がおるしね」

「あら、恭也くんに頼まないの?」

薫の怒りが収まるとどうじに再び席に戻ってきた瞳がそう聞けば、薫はまたからかわれるのか身構えつつも真面目に返す。

「恭也くんだって色々と忙しいからね。そうそう頼むのも悪かよ」

「まあ、そうかもしれないけれど、ここで一緒に特訓して親密度を上げとかなくても良いの?」

「そげな不純な動機で頼む訳なかとね!」

瞳の言葉に反論する薫だが、瞳はそれを軽く流して逆に真面目な顔で見詰め返す。

「まあ、不純かどうかは置いておいて、実際、どうなのよ」

「どうとは?」

「私の見る限りだと、知佳ちゃんや美緒ちゃん辺りなんかは怪しいのよね。
 実際、あの二人とは特に親しくなったようにも見えるし」

「偶にしか来ていない割にはよく見ちょるね」

「偶にしか行けないからこそ、よく分かるのよ。
 で、あの二人に対して薫の方はどれぐらいアピールしたのよ」

「じゃ、じゃから、うちと恭也くんはそんなんじゃ……」

若干頬を赤らめつつそう言ってくる親友を見て、瞳はこれは駄目だわと肩を竦める。
奈々たちも同様に呆れたように肩を竦めるのであった。



  ◆ ◆ ◆



「球技大会ですか?」

「そうなんじゃよ。実はうちは球技はあまり得意ではなくてね」

深夜の鍛錬が終わった後、念入りに身体をほぐしながらしていた話の内容に恭也は軽く驚く。

「やはり恭也様も不思議に思われますか」

「ええ。あれだけの動きをされるのに、運動が苦手と言われても」

「でしょうね。でも、昔は身体も弱かったですから。今も丈夫とは――」

「十六夜、またそげな事を話して!」

「あらあら、薫に怒られてしまいました」

やや照れつつも怒鳴りつけてくる薫に十六夜は怖い怖いと、ちっともそんな素振りが見えない口調で着物の袖で口元を隠し、
わざとわしく薫から距離を開ける。

「全く、十六夜はすぐにいらん事を言う」

二人のやり取りに頬を緩めつつ、恭也は話を戻すように球技大会の特訓をするという薫へと尋ねる。

「ですけれど、特訓と言っても一人でですか?」

「まあ、そげに大層な事をする訳じゃないしね。バスケに関しては岡本にも協力を頼んであるから。
 少しでも出来る事はやっておきたいんよ」

「薫さんらしいですね」

薫の言葉に納得しつつ、恭也も手伝える事があるのなら遠慮なく言ってくれと告げる。
それを予想通りに遠慮して断ってくる薫を更に言い包め、そこに十六夜の口添えも加わって恭也も手伝う事となる。

「とは言え、俺もバレーのルールなんかはそんなに詳しく知らないんですけれどね」

「その辺りは構わないから、恭也くんにはアタックを打ってもらえると助かるかな」

「ああ、それを薫さんが拾うという練習ですか」

「うん。一週間ぐらいで上手く出来るようにはならないけれど、
 少なくてもボールをある程度は拾えるようになればチームの皆に迷惑を掛けずにすむじゃろうしね」

「分かりました。それじゃあ、明日からという事で」

「ああ、宜しく頼むよ」

こうして、翌日から夕方の神社で恭也と二人でバレーの練習が始まることとなる。

「……本当に球技は苦手なんですね」

「格好悪い所を見せてしまったね」

「いえ、そんな事はないですよ。それに、苦手だからこうして練習しているんですから、そんな事は気にしないで」

現在、薫は社の階段で横になり、その顔には濡れたハンカチが置かれていた。
その傍らに座り、恭也はそのハンカチを持ち上げる。

「まだ少し赤いですね」

「いや、もう大丈夫じゃよ」

恭也の言うように、薫の鼻は少し赤くなっていた。
恭也のアタックをレシーブした際、それがそのまま顔面にぶつかったためである。

「そうですか?」

なおも心配そうに覗き込んでくる恭也との顔の距離が近い事に気付き、今更ながらに薫は自身の頭が硬くない事に気付く。

「えっと恭也くん、もしかしてうちの頭……」

「えっと、はい。俺の足で申し訳ないですが、かといって枕になりそうなものも他にありませんでしたから」

「そ、そう。えっと、ありがとう」

少し顔を赤くしつつも薫は起こしかけた身体をまた横たわらせる。
が、すぐに出てくる溜め息。それを慰めるように、恭也は穏やかな顔をして話しかける。

「誰にだって苦手な事ぐらいありますよ。寧ろ、薫さんのそういう所を見れて少し嬉しいと感じています。
 なんて言うと怒りますか?」

「怒りはしないよ。恭也くんの言いたい事も何となくじゃけど分かるし」

「そうですか」

「だから、今度は恭也くんに何かがあって、それをうちに話してくれると嬉しいかな。
 その時は今日のお礼という訳じゃないけれど、協力はするから」

「そうですね。その時はお願いします」

言って笑い合うとそれっきりどちらともなく黙り込む。
とは言え、その沈黙が苦痛ではなく寧ろとても心地良くて二人は暫くそうしていた。
が、不意に薫は暮れて行く空を見上げながら、昨日の香也たちの会話を思い出してしまう。
夕方の神社、夕暮れに染まる境内。
それらを必死で頭の中から追い出すも、自分でも分かるぐらい顔が赤くなる。
が、丁度夕暮れのお蔭か、恭也には単に夕日が照らされてぐらいにしか気付かれないだろうと安堵する。
とは言え、変な事を思い出した所為か、多少鼓動が早くなっており、それを悟らせないため、
またこれ以上、変な事を思い出さないためにも身体を起こそうとする。
そこへ恭也の腕が伸びてきて、

「薫さん、動かないで」

「っ! え、えっと……」

いきなりの事に薫は起き上がろうとする姿勢動きを止めてしまう。
戸惑いや驚きで混乱する薫へと伸ばされた恭也の腕が薫の髪に触れ、自然と薫は瞼を下ろす。
次に来る衝撃に耐えるように閉ざされた視界であったが、すぐに恭也の声が聞こえてくる。

「はい、もう良いですよ。取れました」

「……はい?」

一瞬意味が分からずにきょとんとして目を開ければ、恭也の手には一枚の葉っぱが。
どうやら髪に付いていたそれを取ってくれたらしいと理解し、薫は先程とは比べられないぐらいに顔を真っ赤にする。
流石にそこまで赤くなれば夕日の所為だとは思わず、恭也も気付く。

「薫さん、どうかしましたか? 何か顔が赤いようですけれど」

それを口に出して聞いてしまう辺りがやはりまだ子供、というよりも恭也らしいと言うべきだろうか。
ともあれ、指摘された方の薫はそれを夕日の所為だと言い張り、風邪かと心配する恭也をどうにか納得させて練習を再開するのだった。
そんな出来事があったりもしたが、その後は平穏に恭也との訓練は無事終了を迎える事ができたのであった。
一週間だけとは言え、薫としても恭也との時間が取れて多少なりとも機嫌が良かった。
それを不思議に思った瞳に尋ねられ、理由を話したところ、彼女は呆れた顔で一言、

「それって深夜の鍛錬とどう違うのかしら?」

という言葉が返ってきたりするのだが、本人が幸せそうなのを見て、それ以上は何も言わないでいた。





  つづく




<あとがき>

今回はちょっと趣向を変えて(?)薫の日常っぽいものを。
美姫 「ちょっとノリがあれだけれどね」
うーん、それもこれも香也と聡美というキャラいけないんだ。
美姫 「いやいや、作ったのアンタでしょうが」
まあ、そうなんだが。
ほら、薫をからかうキャラが欲しくて作ったからな。
おおう、そういう位置付けのキャラだから、こんな話になったのか。
まさか、修学旅行編での一回きりのキャラの予定だったのに再登場する事になるとは。
美姫 「流石に予想外だったわね」
うん。とは言え、薫の学校生活を書くと、以前登場した関係上、彼女たちが出てくるからな。
美姫 「まあ、それは良いとして。薫は球技が苦手なの?」
剣道以外の運動は苦手で、走る事は好きで、泳ぎは中学ぐらいに何とか泳げるようにと確かあっただろう。
そこから、意外と球技は苦手という設定が俺の脳内で生まれたと。
美姫 「ほうほう。で、今回は薫メインになったと」
そういう事だ。さて、次回は○○編になると思うが。
美姫 「まだはっきりとは言わないのね」
いや、もう大体は想像できるかな〜と。
美姫 「単に変更になった時の対策じゃないの?」
ぎくっ! ってのは冗談だ。次回はずばり、○○編。とらハ2のお話だ。
美姫 「おお、言い切ったわね」
やる時はやるんですよ。
美姫 「というか、元々その予定だものね」
おう。という訳で、また次回で。
美姫 「それじゃ〜ね〜」







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