『風と刃の聖痕』
<人物紹介>
高町 恭也 KYOUYA TAKAMACHI
21才
本名は不破恭也。
御神流という剣術の使い手で、師範代でもある。
また、術者としての力も持っており、光と闇という相反する精霊からの加護を受けている。
八神 和麻 KAZUMA YAGAMI
22才
本名は神凪和麻で、神凪家の宗家に生まれながら炎を操る力を持たなかったため、一族を追放された。
四年間の海外修行を経て風術師として帰国する。
いい加減に見えるが、風の精霊王と契約をした世界唯一のコントラクターで、その実力は世界最強の風術師。
恭也とは、追放される前、された後と会っており、和麻が珍しく認める程仲が良い親友である。
神凪 綾乃 AYANO KANNAGI
17才
神凪家宗主の娘で、和麻の再従兄妹。
一族三番目の使い手で、炎雷覇の正統な継承者。
和麻に対し、何かと突っかかる。
神凪 煉 REN KANNAGI
13才
和麻の弟で、中学生ながら黄金の神炎を使う。
周りに凄い能力者が多い為、自分は弱いと思っている。
兄である和麻を無条件で信頼し、尊敬している。
橘 霧香 KIRIKA TACHIBANA
日本政府が有する唯一の退魔組織、警視庁特殊資料整理室の室長を務める。
階級は警視で、警視庁所属の20代半ばの美女。
和麻とは以前から顔見知り。
神凪 重悟 JUUGO KANNAGI
綾乃の父で、古より日本を陰から支えてきた炎術師の一族、神凪家の宗主。
一族一の使い手だが、怪我を負い、現在は第一線から退いている。
冷静沈着だが、かなりの親ばか。
神凪 厳馬 GENMA KANNNAGI
和麻と煉の父で、重悟に次ぐ実力者。
神凪の使命を第一に考える頑固な人。
<用語>
炎術師
炎を操る事のできる者たちの総称。
風術師
風を操る事のできる者たちの総称。
神凪家
初代が炎の精霊王と契約を為し、炎の精霊の加護を受け、また操る術をその血に宿した一族。
神凪家の操る炎には、一切の不浄を焼き尽くす力を秘めている。
炎雷覇
神凪家の至宝、神剣。
警視庁特殊資料整理室
霧香を室長とした日本政府が有する唯一の退魔組織。
ただし、その戦力は殆どないに近く、民間の退魔を生業としている者たちに依頼する事の方が多い。