『とらハ学園』






<刀剣分類説明>



霊剣:霊が憑いた剣の総称で、霊剣を作り出す秘法は絶えて久しい。
    霊剣は、その刀で最初に殺した、霊力を持つ魂を捕え、刀身に閉じこめることによって作られる。

霊力刀:霊力の篭った刀で、これを使えば霊力のない者でも霊的存在に攻撃できる。

魔剣:魔力の篭った剣で、希に意識を持つモノもある。霊力刀と同じく、霊的存在への攻撃が可能。
    大概の魔剣は何らかの術が込められていたり、使用者に何らかの効果を及ぼす。

妖剣:呪われた刀剣をさして、こう呼ぶ。
    使用すると、使用者に何らかの被害が出る。大抵の場合、それは使用者の死である。

聖剣:聖なる加護の施された刀剣の総称。
    ただし、現在その存在は確認されておらず、ただ伝承などに残っているのみ。

魔神剣:アルシェラが魔剣と呼ばれるのを嫌い、自身を分類するため勝手に作った(作らせた?)刀剣分類項目。
     故に、世界にアルシェラ1本のみしか存在しない。
     魔神と呼ばれるのは嫌がるくせに、魔神剣と呼ばれるのを嫌がらないのは、恭也がそう名付けた為とか。





<武器一覧>



龍鱗(りゅうりん)

二本一組の小太刀で、御神流の正当伝承者が代々受け継いできた。
現在は、静馬の愛刀である。



鳳翼(ほうよく)

一臣が持つ小太刀で、凰迅と対の炎を操る魔剣。
御神不破流の伝承刀として、代々受け継がれてきた。



凰迅(おうじん)

一臣が持つ小太刀で、鳳翼と対の風を操る魔剣。
御神不破流の伝承刀として、代々受け継がれてきた。



八景(やかげ)

士郎の愛刀で、若い頃に全国を武者修行している時に見つけてきた一振りの小太刀。



閻(えん)

士郎のもう一振りの愛刀で、かなりの力を秘めた霊力刀。
曰く付きの小太刀で、恭也の実母である夏織が昔、士郎にあげた物。



アルシェラ

恭也の愛刀。
本来は両刃の剣でそれなりの長さを持つが、今は恭也が使いやすいように小太刀になっている。
その正体は高位の魔神が取り付いた剣。
アルシェラは剣から離れても活動する事が出来るが、その間は剣の方はただの剣となってしまう。
アルシェラは剣から離れ、実体化している時は大抵、剣本体をペンダントに変え身に付けているため、
恭也が常に持つことはあまりない。



沙夜(さや)

恭也のもう一つの愛刀。
霊剣として作られた刀の中でも珍しい小太刀。
特殊な霊剣で刀に霊魂が宿っているのではなく、自身が刀に変化する。
詳しく分類すると、霊剣とは多少異なるらしい。



刹那(せつな)

美由希の愛刀で、二本一組の小太刀。
父、静馬が見つけてきた小太刀で、通常の小太刀よりも少し小さく軽いが、その切れ味はかなりの鋭さを持つ。



麒麟(きりん)

美沙斗が持っている小太刀。
実は昔から御神本家に伝わってきた小太刀だが、誰も使うものがいなく倉庫に仕舞われ忘れられていた。
それを琴絵が見つけ貰い受けた後、美沙斗へとあげた。
刀身がやや長く、柄が少し短くなっているのが特徴。



朧月(おぼろづき)

月夜の愛刀で、魔剣。
長い不破の歴史の中でも、その力を引き出した者はおらず、その為、何の力が秘められているのかは不明。
長い間、蔵に眠っていたのを美影が引っ張り出し、月夜に与えた。
美影は月夜なら、この刀の力を引き出せると感じたらしい。



十六夜(いざよい)

薫が持つ霊剣で、代々神咲一灯流の伝承刀。
現在では製法が失われた特殊な鍛鉄を使っており、普通の日本刀よりも重いが、霊力の波長が合うと軽くなる。
霊力は相互供給型なため、幾ばくかの霊力があれば力を引き出せる。
神咲家初代から400年余り、神咲家に仕えている。
盲目だが、霊気は感じることができ、実体化すると、ある程度までのものは持てるようになる。



御架月(みかづき)

十六夜の弟が宿る霊剣で、神咲無尽流の伝承刀。
現在は耕介が所持している。
霊剣ではあるが、十六夜のような呪法を用いて命ある状態から霊剣となったのではなく、
一度死んでから、その墓前に供えられた剣に憑いた。
霊剣としての能力は十六夜を超えるらしいが、霊力は開放型のため莫大な霊力を必要とする。



ざから

真一郎が持つ魔剣で、元々は400年ほど前、国守山の辺りを荒らし回った魔物。。
十六夜や御架月みたいに実体化は出来ないが、使用者の霊的な能力をあげることが出来る。



雪月(ゆきづき)

那美の持つ短刀。
業物でそれなりに由緒のあるもらしい。
樫造りの柄と鞘に、赤い飾り紐がついていて、見た目よりも、少し重い。



渚(なぎさ)

楓の持つ小太刀で、神咲楓月流の伝承刀である。



尹沙奈(いさな) 

葉弓の持つ弓で、神咲真鳴流に伝わる神弓。



不動(ふどう)

美影の持つ小太刀で、かなりの業物。
通常の小太刀よりも刃が少し厚く、重くなっている。



雛(ひな)

琴絵が使う小太刀で、小ぶりで軽いのが特徴的。



影丸(かげまる)

いづみの小苦無(くない)の名前。投擲用の小さなナイフみたいなもの。



円架(まどか)

いづみが持っている片刃の武器。
束のところに穴が空いていて、そこに指を入れて回したりすることで、トリッキーな動きが出来る。







<番外編>



対薫用木刀(たいかおるようぼくとう)

本気で切れて真剣で斬りかかって来る薫用に真雪が用意した専用の木刀で、芯が鉄で作られていたりする。
ちなみにこれを初めて見た耕介たちは、
【耕 介】 「どうしてその手間を他の事に」
【恭 也】 「それ以前に怒らせなければ」
【真一郎】 「既にからかう事を前提に考えてるよな」
だったとか。



万能バット(ばんのうばっと)

あらゆる事に使用されてきた武器。
初めのうちは、『発明品粉砕バット』と言い、
忍のとんでもない発明品を破壊する為に、恭也が作り出した発明品だった。(こんなの発明品でも何でもないBy忍)
しかし、使用頻度が上がり、用途も多岐に渡ったため、改名し、現在の名となる。
その正体は!……………ただの金属バットだったりする。これをただ力任せに振るう。
使用するたびに何故か突っ込まれる事がよくある。
ちなみにその振るわれる対象者よってしばしば名前が変わる。
以下に幾つかの事例を挙げる。
・対象:忍の発明品 → 『発明品粉砕ばっと』(あぁ〜、苦労して作ったのに……By忍)
・対象:美由希の料理 → 『毒物滅殺バット』(酷いよ、毒物なんかじゃないのにBy美由希)
・対象:月夜の罠 → 『トラップ解除バット』(それは解除じゃなくて破壊だ!By月夜)



フライパン

本来の使用目的である料理以外にも耕介が用いる道具。
使用方法は寮内での激しい喧嘩の際に飛び交う小物から身を防いだり、なかなか起きない住人を起こしたりと大活躍。



ハリセン

主にゆうひが突っ込むときに使う。
たまに真一郎が使っている事も……。



突っ込み用スリッパ(つっこみようすりっぱ)

レンが使う突っ込み用のスリッパ。
色は緑色で、ほとんど晶に対して使っている。
決まった瞬間に、スパーンとか、パコーンといい音を奏でる。










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